リフォームをお考えで障害や介護認定を受けられている方は、様々な福祉助成金が工事代金の補助をしてくれますので、おおまかに把握されることをお勧めします。障害などの状況や収入によって受けられる助成金が変わってきます。
◉助成制度および助成金
①介護保険(住宅改修) :上限20万円(※1割申請者負担)
②日常生活用具給付など(住宅改修費):上限20万円(※1割申請者負担)
-a. 移動設備:上限65万円
-b. 住宅改造:上限50万円
※①、②の金額で収まらないない場合は③-bの金額まで助成。③-aは単独助成。
◉対象者
●身体障害者手帳1,2級または療育手帳A保有者
A: ①介護保険(住宅改修) + ③-b いきいきハウジングリフォーム(住宅改造)
B: ②日常生活用具給付(住宅改修費) + ③-b いきいきハウジングリフォーム(住宅改造)
C: ③-b いきいきハウジングリフォーム(住宅改造)
※障害等級、年齢などでA~Cに該当する項目で申請する。
●身体障害者手帳1級 → ③-a いきいきハウジングリフォーム(住宅改造)
その他、日常生活用具給付に関しては住宅改修の他、45項目に亘り様々な助成金が用意されています。建築リフォームに関係のある項目は以下の分野です(対象者は項目により指定有り)。
・便器 :4,450円(手すりをつける場合は 5,400円)
・歩行支援用具 :60,000円
・特殊便器 :151,200円
・火災警報器 :15,500円(交流式の場合2.06万円)
・自動消火器 :28,700円(地震感知安全装置 18,900円)
・電磁調理器 :23,000円
大掛かりな住宅リフォームなどを行う場合は、助成金が累計して100万円を超える場合もあります。ただ申請から審査決定まで3ヶ月程かかることもありますので、前もっての準備が必要になってきます。(各種補助金制度が入り交じっているので、大変分かり難いです。)
当事務所は、京都市重度心身障害児者日常給付用具等委託業者ですので、以上の日常生活用具の給付を行うことができます。住宅リフォーム、バリアフリーリフォームなどをお考えの方はご相談に応じています。
令和2年4月現在