A保育園(大規模改修) |
2012年2月16日
上の娘が4年前に保育園を卒園するときに、卒園記念としてポストをデザインしました。 施工してもらったのは同じ保護者の宮大工さんです。これが抜群にうまくて最高のものが出来ました。 文字は子供たちに書いてもらい、その中から優れた字形を選んでオリジナルフォントで加工されています。
今年の卒園記念は、このポストの横に「掲示板」を今年の卒園記念にしたいので、デザインをして欲しい・・・という話がありました。 ほとんどボランティアなのですが、お世話になった保育園なので引き受けました。イメージスケッチを元にPhotoshopにて作成した想定写真で確認します。(ポスターはピースマークです)
現場で保育園の先生や保護者と打ち合わせてデザインをまとめて行きます。施工は前回と同じ保護者の宮大工の新さんです。今回も期待しています(*^^*)
現在の配置 | 新年度からの予定 |
イメージスケッチ | ファサード図 |
お知らせ | 2012年2月15日
当事務所も昨日で6周年を迎えました。今日から7年目のスタートです!( 途中、空白の期間が2年程ありますので、これから5年目と言った方がいいかもしれません)
今後も使い勝手の良い美しい建築を追求していきたいと思います。
高野川の家(改築) |
2012年2月11日
お施主さん作のご馳走 |
昨日は『高野川のいえ』のお施主さんが工事関係者を呼んでいただき、ごちそうを振る舞ってくださいました。 朝からおくさんが一人で作られた、鯖寿司、おでん、揚げ物などなど、大変おいしくいただきました^^
竣工後に料理などをいただくと、食卓の居心地やキッチンの使い勝手、空間性、様々な道線などを、実際に体験出来る(お聞きできる)良い機会になります。
また、客としてその空間を感じることは、違う視点で建築を見つめ直すことが出来ます。
どうもありがとうございました!
キッチンから見渡したDK
お知らせ | 2012年2月7日
彼女は私の友人で、入院先で一緒にリハビリをしていました。
・・・プロフィールでも書いていますが、私は3年前に半年の入院生活を送りました・・・
私は歩く練習を、彼女は車椅子の移動練習を、来る日も来る日行っていました。
利手が使えなくなった私に「左手があるから大丈夫」と行ってくれたのも彼女でした。 常に身体の不自由さを感じさせない、非常に明るい方です。 私は彼女と出会って「生きることの意味」を再発見できました。 (退院後は、彼女の住まいをバリアフリー改修させていただいています。→『鹿ヶ谷のいえ』)
この本は童話・エッセイなど、心の温かくなる短篇があふれています。 自費出版されていますので注文は彼女に直接メールを御願いします。 (ここから私にお問い合わせまたはメールしていただいても結構です。)
「白のTremolo(トレモロ)」 著者:仲村英子 出版社:北斗書房 定価1,200+税
高野川の家(改築) |
2012年2月6日
今日で『高野川の家』の建築工事が無事終わりました。
3階建ての改装でしたが、新築と比べてもひけを取らない立派な建物になりました。
耐震改修、雨漏り修繕、屋根葺替え等々、これで建物に新しい息吹をふき入れることが出来ました。
外部は、壁も建具も日本桧(ひのき)を使い、和風へとガラリと趣が変わりました。
内部の過ごしやすさなど、お施主さんは大喜びで感激のお言葉もいただきました。
あとは庭工事が2月末に入る予定です。
3月末にオープンハウスを開催する予定にしております。
Before : ファサード | After : ファサード |
竣工写真を撮影後、作品集に追加いたします。
姉小路の家(改築) | 2012年1月31日
昨年の小作品です。今回は『姉小路の家』をアップ致しました。図面とスケッチからBeforeとAfterの比較もしております。
ぜひご覧ください!
私は日本のマンションは売る方に情熱が行ってしまい、住み心地は二の次に回されているような気がしてなりません。 4DKとか3LDKとか部屋数で勝負!というような住まい手不在の思考には、振り回されないことです。 できれば住宅を購入する場合に、建築家やインテリアデザイナーに相談して、家具の配置や生活スタイルの相談を行っておくのが理想的です。決められた広さとコストの中で最大限の可能性を探るのです。
必要であればリフォーム工事を伴うこともあるでしょう。 住みやすく美しい家は、生活意識や生活文化を高めるものです。それは中古マンションでも中古住宅でも可能です。 大切なのは、どのように思考して空間を創造していくかなのです。
高野川の家(改築) |
2012年1月24日
高野川の家 はこの「腰張り」で内部工事は完了です。
畳部は左官壁が汚れるので和紙で腰張りをしています。これは京都の揉み紙で腰があり(だから腰張り?)ずいぶんと分厚い和紙です。しかし重々しくなく品の良いなりをしています。
外部は床石の敷設が済み、左官工事をしています。 床は錆御影石を敷いて、土間周辺は稲荷土(京都産の黄色い土)入りのモルタル塗りをしていきます。 外部左官工事の後、境界部に桧の目隠しルーバーを施工していよいよ竣工です。
和紙張り | 床は錆御影石 |
雑記 | 2012年1月23日
昨日は京都大徳寺・大仙院の禅へ行ってきました。
一般に禅を解放している寺はあまりありませんが 京都では多数のお寺が座禅会を催しています。
禅は曹洞宗と臨済宗の二つに分けられています。
曹洞禅は壁に向かって座禅を組みます。いわゆる達磨大師(だるまさん)はこちらの宗派です。 それに対して臨済禅は庭に向かって座禅を組みます。禅庭は枯山水で大徳寺大仙院・龍源院、龍安寺方丈石庭が有名です。
冬はお堂で座禅をしますが、それでも寒くてかないませんでした。 約30分の禅を2回行うのですが、身も心も洗われる感じです。
なにもかもそぎ落とした業は、建築設計をするときに役立っています。
興味のある方は一度やってみられてはいかがでしょうか。