紫竹の家(子供室改築) | 2012年1月21日
久し振りに作品の編集を行い、今日は「紫竹の家~子供室」をアップ致しました。図面からBeforeとAfterの比較写真なども掲載しておりますので、どのように変貌したのか分りやすいようにしてあります。
ぜひこちらをご覧ください → 『紫竹の家~子供室』
子供室は夢を膨らませる空間であって欲しいものです。それと大人になっていくための訓練の部屋でもあるべきだと考えています。
竣工してから早半年が経ちました。現時点で気付いたことを特記したいと思います。
【良かったこと】
- ロフトの寝室は、ふとんが引きっぱなしでも気にならない。(教育上は毎日たたんで週末毎に干すように言い聞かせる)
- 自分のクローゼットを持つことによって衣服の整理整頓ができる。
- 親の管理ではなく子供の管理となる。(なかなか大変ですが・・・)
- 1.6mの共通の机は二人で仲良く使うことが出来る。
- うんていは時々遊んでいる。(特に友達が来ているとき)
- どちらかといえばハンガー的役割が多くなる。
- ペアガラスに交換して断熱性が上がった。
- 無垢の杉と桧、珪藻土の空間は大変居心地が良いようだ。
- ロフトがあり容積が増えることにより、気持ち的にも解放される。
- 天窓により広間は大変明るく、夏は風が抜けて3階は涼しい。
【検討すべきところ】
- 真夏のロフトは暑い。(空調を設けていない)真夏以外は過ごしやすい。
- 子供室があっても宿題などは居間でやる場合が多い。
- 勉強道具の移動が散らかる原因になっていたりする。
- ピアノが子供室にあると居間的には良いのだが、子供の練習量が落ちる。今後も子供の成長と共に、子供室や居間のあり方などを学んでいきたいと思います。
高野の家(改築) | 2012年1月15日
今日は高野のすまいのオープンハウスでした。
来訪してくださった皆様、お施主様、そして関係者の皆さまに御礼申し上げます。
沢山の方に来ていただき、私も大変楽しかったです^^
次回は『高野川の家』の内覧会を予定しております。
詳細は近日中にお知らせいたします!
町家・民家 |
2012年1月10日
連休は奈良県橿原市 今井町 の町並みを見学しに行きました。今から約500年前に築かれた 寺内町(じないまち)で東西600m、南北310mの都市が、今も受け継がれ町衆が生活をされています。江戸時代の美しい伝統様式が、このようにほぼ完全な形で残っています。これらの町並みを大きく乱す家もなく、美しい景観を保ち続けているのは、日本では珍しいことです。
古く美しい家が相当数あり、連続した美しい町並みは、ただただ見入るばかりです。
紫竹の家(DIY改装) |
2012年1月7日
床の間には掛け軸にしめ縄、熨斗三方と鏡餅、屠蘇器、花・柳を飾ります。
神棚があれば、しめ縄や鏡餅を供えます。
神棚を設ける住宅は減っていますが、基本設計時に要望を出せば、ほぼ問題なく場所を確保できましょう。
寸法的には有効幅45cm×奥行き30cm×高さ36cm以上欲しいところです。
社の形式や大きさを決めて、榊や好みの祭器具を配置して大きさを割り出していきます。向きは南か東向きにします。
最小寸法の神棚 | しめ縄付き |
リニューアル家具に神棚をセットした例
ちなみに京都では天井から吊した不意義な「恵方棚」(歳徳神棚)に神さんを祭ります。鏡餅やしめ縄を始め、神様関係は勢揃いで恵方を向くようです。
床の間さえもほとんど作らない昨今、恵方棚を付けるよう工夫されている家なんぞゼロに等しいとおもいますが・・・。
(以上、各家庭のしきたりですればよいので、どれが正しいということではないようです) 今日は七草粥を食べて、正月疲れしたお腹をいたわってあげましょう^^
高野川の家(改築) |
2012年1月6日
対の門松と玄関戸は三位一体を表現します。和風の玄関の場合は、門松が似合いますし、外構計画の時には門松を置くスペースを設けておきたいものです。
門松の高さは2尺~7尺まで尺刻みにありますが、一般住宅では2~4尺程度が多いようです。これを図面にプロットして、似合いの寸法をお施主様に知らせてあげます。飾る飾らないはお施主様の好みですが、和風の外観なら押えておきたい所です。
三尺の門松の例
飾り付け方は、二番目に長い竹が、門や玄関に対し外側に置かれている飾り方を「出飾り」と言います。それに対し二番目に長い竹が外側に置かれている飾り方を「迎え飾り」と言います。その他、設置期間などもあります。
詳しくはこちらで → 門松
お知らせ | 2012年1月5日
本日より仕事を開始いたします。
昨年、我が国は未曾有の大災害に見舞われ、国民が一致団結して苦難を乗り切っていく大切さを、痛感した年でありました。
原子力災害を含めると、乗り切る壁はとてつもなく大きいですが、今後の日本のあり方を考え、的確に行動をしていく必要があります。
この規模の大震災、特に大津波では、建築・建造物の非力さに唖然としてしまいました。建築では地震、台風、大雪の対策はしますが大津波の対策はできません。建築以前の都市計画/土木の分野です。
焦らず確実な都市計画を行っていく必要がありましょう。
今年も建築設計を行いながら、建築と関連する都市計画や街並みについても考察していきたいと思います。
ご挨拶 | 2012年1月1日
お知らせ | 2011年12月31日
年末年始は 12/31(土)~新年1/4(水) 迄を休暇と致します。
今年も沢山のお施主様や、工事関係者の方々にお世話になりました。
この場をお借り致しまして御礼申し上げます。
それでは皆様良いお年をお迎えくださいませ。