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建築メモ

扇風機の位置

今年は節電の夏です。
クーラーと扇風機を合わせて効率よくエコ運転をしましょう^^
基本はエアコンの正面に扇風機を配置して風向きを作ってやることです。この時、扇風機の首を振ってもいいです。

夜間はエアコンは無しで、対角線上の窓を開けて扇風機だけでも室温は下がります。
エアコン + 扇風機
わが家は扇風機が3台に増えてしまいました・・・  扇風機って良いデザインがなかなかないですね~

夏の節電 参考ブログ

窓の断熱~エアコンの使用を控える
夏を涼しく過ごす方
日本人の生活の知恵 水まき(打ち水)
この夏の節電対策の結果

夏を涼しく過ごす方法

まだ梅雨が明けないのに猛暑日が続いたり、今年の夏も暑そうです(;´д`)ゞ!
まだ夏本番ではありませんが、6月末の蒸し暑い日を我が家はどのように過ごしたか書かせていただきます。最高気温が35度もある日は、ほどほどしか断熱されてない我が家では、各階の最高室温が、1階30度、2階35度、3階35度、ロフト40度!!という感じです。暑いでしょう!だから昼間はクーラーを少し使います。

今年は2月に2階3階の窓ガラスをLow-eペアガラスにしたので、冬の寒さや結露には効果を感じられたのですが、夏の室温上昇を押さえるには、少し不足のようです。

しかし昼間は室温が高くなるものの、寝室のある3階は夜になると室温が30度以下になり、クーラーを点けずに扇風機だけで休むことができます。

昨年の猛暑日と比べると3階の熱があまり籠らなくなったなぁと思います。これはLow-eと、断熱タイプのスクリーン(これはまたの機会に紹介します)、あと風上の窓から扇風機で風を送る方法が功を奏したと思っています。

我が家では今年はクーラーを点けずに睡眠します!!
・・・って言うか、寝室にはクーラーが無いのです(T^T)
また涼しく過ごす方法をご報告します。

夏の節電 参考ブログ

窓の断熱~エアコンの使用を控える
扇風機の位置
日本人の生活の知恵 水まき(打ち水)
この夏の節電対策の結果

建築模型

数ヶ月前に、昔在籍していた設計事務所の師匠から、大学を退官するので研究室にある模型をもらって欲しい。と声が掛かりました。私が駆け出しの時に担当した作品です。事務所はそれほど広くは無いのですが、記念に壁に掛けることにしました。まだB1サイズのごっつい模型もあったのですが、そちらのほうは掛ける場所が無かったので断念しました。

木製模型は少なくなったと思いますが、建築の持つポテンシャルを引き出すような役目がありました。

先日の白井晟一の展覧会でも木製模型は美しかったです。
今度、新築住宅が完成すれば作ってみたい?と思っています。

週末アトリエ「ティーダ」尼崎の住宅

スマートハウス 未来の節電住宅

今朝のNHKニュースでやっていました。
スマートハウスとは、熱源を自家発電で全てまかなう住宅のことです。 太陽電池を主として、蓄電池、燃料電池やエコガラス、高速光通信などを備えています。
リアルタイムで現在の熱源情報を、コンピューター端末に表示できるシステムとなっています。タッチパネルで各種の省エネプランが選べるのですが、操作が複雑で難しいのが改良点とされています。番組では熱源の自給率が100%の表示が映っていました。
ソーラーハウスや節電住宅に共通なのですが、何よりも住まい手の意識が変わると言う意味では魅力的ではあります。
ただし・・・数百万円かかる!で番組は終わっちゃいました。
数百万円っていい加減な表現ですよね。具体的な数字が欲しいものです。

設計者における家事

妻は外勤のため、家事は分業にしています。
私の担当は洗濯物干し、風呂洗い、ゴミ収集、朝の掃除 、平日の夕食、洗い物、子供と風呂・・・って具合ですね。 妻との分業はおよそ折半です。

この家事なのですが毎日割かれる時間は平均1.5~2時間位です。 仕事の忙しいときは妻にある程度助けてもらいますが 全くしない日はほとんどありません。

この鬱陶しそうに見える家事に、設計のヒントが隠されているのです。 ただこなすだけではなく、どのようにすればスムーズに生活が行えるのか? Aと言う方法だけでなくB、Cも試してみる。
自分の意見を、それぞれの家事、育児や介護に持っているのは、建築をする上で大変重要なことだとおもいます。

また機会があれば自分の考える家事・育児などのお話しも交えていきたいと思います。

「震災で住宅が変わる」

昨日の朝だったかな、、NHKで特集をやっていました。出てきた建て主は、設計でイギリス風の外観を選び、デザインにこだわりを持っていたようです。ところが着工間際に震災があったので急遽、耐震対策にコストを廻し、イギリス風のデザインはあきらめた。と・・・
吹抜け部に鉄骨のブレスが入っていて、見ただけでこれは大丈夫って感じの構造でした。地震対策と節電対策は当たり前の時代に入ってきたようです。
しかしイギリス風のデザインって・・・ おもちゃ箱をひっくり返したような街並みやめましょう。ここは日本なので^^

節電建築 ~太陽光発電

東日本大震災の影響で、停電時にも安心・安全な住宅を求める動きが目立ってきているようです。震災後において約半数の国民が、住宅の節電や停電対策をしている調査結果が出ています。この夏に向けて対策を予定している人も8割を超えるようで、西日本にもこれから取り組もうという人が多いようです。

住宅の節電や停電対策で注目を集めているのは、家庭用の蓄電池です。
電機メーカーは急ピッチで開発をしており、仕様は1kw~5kw程度でkw当りの価格は40万~90万円、今年度中に各メーカー共に発売予定になっています。

蓄電池のタイプは2つに分かれており、停電時に利用する型と、太陽光発電等を取り入れ常時利用する型があります。
1軒の住宅で常時利用で電力全体をカバーするとなると、3~6kwの蓄電容量が必要となり現段階では200~300万程度はかかってしまいます。

相次いで発売される家庭用蓄電池ですが、安全基準の整備や政策的な後押し(補助金なども含め)が必要な状況で、経済産業省も家庭用蓄電池の基準を普及させるため、施策を模索中なようです。

太陽光発電機は、屋根面に並んだパネルが、美しいと言えるものでは有りません。この辺りのデザイン処理が、建築設計でも重要な部分です。屋根のデザインを揃えるのは美しい街並みを作る条件です。今の日本では崩れてしまっていますが・・・。

ソフトバンクの孫正義社長が広域太陽光発電計画をされているように、これからはマクロなスパンで太陽熱発電を利用する時代だとおもいます。

窓の断熱~エアコンの使用を控える

私たちは今年の2月に、LDKと子供室、寝室の3部屋の窓の断熱化工事をしました。
我が家『紫竹の家』は築8年の木造3階建て住宅です。私たちが設計して建てたのではなく(訳があって)建て売りを購入しましたので、意匠も設備も断熱性も私たちの要望は一切入っていませんでした。
8年前の建て売り住宅の断熱性は、今と比べたら半分程度でしょうか。ちなみに私が今設計している家は、アルミ樹脂複合サッシでペアガラス(5mm+A6+5mm)を標準としています。
ですので、我が家の窓はもちろんアルミサッシで3mmのシングルガラスでしたので、冬場の窓からの熱のロスが大きく、結露も酷い物でした・・・

そこで、既存のサッシの障子に合うペアガラスを入れることにしました。ガラスは(※)Low-E(高遮熱断熱ペアガラス)としました。これは普通のペアガラスより断熱性が高い物です。

アルミサッシ屋さんから借りたこんな装置で断熱性を試すと、一目瞭然!Low-Eの断熱性をはっきりと確かめることができました。

実験サンプル1

発熱灯の周りに各種のガラスが入っています。

実験サンプル2

手をかざすとガラスの性能が体感できます。

3mmガラスの、熱の通りやすさ(熱伝導率といいます)を100とするなら通常ペアガラス70、Low-Eペアガラスは30、というあたりでしょうか。しかしLow-Eガラスの性能の良さには感心してしまいました。数値で見るより実際に体験してみると分かります。
個人的にはLow-Eのガラスの薄い緑色には不自然で抵抗がありました。空を見るときに多少緑がかってしまうのです。3~5%程度部屋の中が暗くなってしまいます。このあたりは実際に見てみるしかありません。価格はLow-Eが通常ペアガラスの5割程度は高くなりますが、値段以上の価値はあるでしょう。

・・・かくして我が家では今年の冬は後半は、あの酷い結露と極端な冷え込みに困ることはなくなりました^^  今年の夏はどれくらい省エネに働いてくれるか楽しみです。
使ってみての報告はまたブログでさせていただきます。

※Low-Eガラス・・・板ガラスの表面に特殊金属膜をコーティングしたもので、このLow-E膜が遠赤外線の反射率を高めます。

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