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鹿ヶ谷の家(改築)

行き当たりばったりの施工が…

車椅子や歩行器の仕様を考えれば、部屋の中央付近の柱を撤去する必要が出て来ました。鉄骨梁を受ける木製梁を合わせ梁とし、ディテールも検討して構造補強をすることにしました。しかしこの鉄骨梁は素人の方が見ても、構造的に危険なことが分かると思います。

構造的な問題が...

構造的な問題が…

施工不良

施工不良

車椅子バリアフリー改修

お施主さんは一級身体障害者の娘さんと介護が必要なお母さまです。母親もパーキンソン病で歩くことが難しくなってきています。ヘルパーさんが何10人と出入りされていますが、よくぞ二人で生活されているなぁ〜と感心してしまいます。
以前は2階の簡単な改装と階段昇降機を取り付ける工事をしました。
今回は1階の車椅子対応のバリアフリー改修なんですが、段差昇降機、水廻りの移設および交換、などなど全体的に改修します。バリアフリーだけではなく、できる限り居心地よくしてあげたいと思います。
また障害者や介護関係の助成金申請に3ヶ月近くもかかってしまいましたが、ようやく昨年末に解体が始まりました。
築40年の木造戸建て住宅ですが、壊してびっくりしました。鉄骨の梁が入っているのは良いんだけど、入れ方がおかしいんです。構造木材(梁)は全体的に細く、組み方も知識がなく雑で端材だけでなく一部廃材も使っているようでした。また電気設備や給排水ガス設備も行き当たりばったりの仕事がされています。これからも何が出てくるのか少し怖い現場です。

外部も改修します

外部も改修します

構造危険部位

構造危険部位

和室の車椅子仕様

「和室で介護をしているが床のカーペットが汚れているので何とかしたい。」と言う要望をいただいていましたので、模様替えをしてきました。

介護ベッドが入ったり車椅子を利用すると、床が汚れたり傷が多くなります。畳を板間に改装することも可能ですが、大がかりな工事になりがちです。今回は、部屋の荷物移動が大変なこともあり、畳表を敷くことにしました。

目積表(※)で表面が強く、優れた撥水性と防汚性があるものを選択しています。材料は天然和紙で編み込んだ素材で、カビやダニ等にも強いです。また薄さも3mmなので車椅子や摺り足でも問題ありません。出入り口には畳縁が浮いてこないカバーを被せています。

介護は大変なので居心地まで配慮できない場合が多いのですが、やはり和室は和室然としておきたいものです。

※目積表・・・通常の畳表は、糸の間隔がおよそ1.4cmに対して、目積表は0.7cmと1目の間隔が細かくなる。

畳表敷き替え車椅子で敷居超え動き回っても大丈夫

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
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