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2011年7月

地上デジタル化

この間の続きですが、地デジチューナーを付けたにもかかわらず 映らない放送局が2~3あったのでアンテナ業者に見てもらいました。

結局はブースター(現在のアナログ用のブースターでも問題ありませんでした)の受信部のアッテネーターの強弱を調整し、 アンテナの分配器を分波器に交換するだけで全てが映りました。

うちのいえは3階建てなので3段梯子がないと屋根に登れません。 今回の業者は3段梯子を持ってきてなかったので、なんと 天窓の30cmほどの隙間から出入りしました! あっぱれ~

アンテナ業者に聞くと京都市では大半が、まだ地デジ化に対応出来ていないらしいです。 「最近休んでいないけど、これからが大変ですわ~」と話されていました。 アナログも残しておけばいいのに・・・と思いません?

原発に依存しない社会を目指す!

総理が発言されました^^

昨日総理の口からこの発言を聞いて、よくぞ言われたと思いました。
(国民に対する調査では、77%の方が原発反対との結果が出ています)

政治家はしがらみがあるのか、代替方策が思いつかないのかは知りませんが、総理からこの言葉は聞けないと思っていたので良かったと思います。

一部では具体案がないとか、時間軸があいまいとか言われていますが、まずは国家の代表が、発言することが重要だと思います。

不可能と思われることも、国民が結束することが出来れば、乗り切れるものだと思っています。

「原子力技術は安全ではない。イタリアやドイツに続き日本がその事実を認めたということが重要だ。」(環境団体代表 コリアティデッザ氏談)

リノベーションと新築の違い

リノベーション(リフォーム)は建築物があるということです。それと年数が経つと構造的、設備的制限の厳しいものが多くなって来ます。
良い計画にするには、既存建物の情報を少しでも知ることです。これに尽きます。
デザイン、構造、設備の現状に施主の要望を絡めていくと、新たな形態が生まれてくるのです。そういう意味も含め、既存図というものが計画上、非常に重要になって来ます。
既存図は出来るだけ情報が多い方が良いです。既存図がある場合は良いのですが、無い場合は既存図の作成になります。
リノベーション(リフォーム)は現場の状況によって、一変したりすることもありますが、その都度検討してスケッチや図面を作成するべきだと考えています。

日本人の生活の知恵 水まき(打ち水)

京都ではおもて(前面道路)に、水まきの習慣(いわゆる打ち水)があります。
かどはきの仕上げの要素がありましたが、夏には涼を取る目的で頻繁にまかれていました。
クーラーが浸透してからは随分と少なくなってしまいました。
昔の人は、気化熱で涼しくする知恵を生活習慣として取入れていたんですね。

私も植物の水やりをしたときに、一緒にホースで水をまいてやります。

今日も水をまき、部屋内の窓付近の気温を比較してみました。
まく前は33.3℃ → まいた後は31.7℃まで下がります。そして温度が停滞したので、窓辺の扇風機で風を入れてやると 31.2℃まで下がりました。湿度は51%→58%に上がりましたが・・・
約2℃以上下がるってすごいですね。
扇風機で過ごせる温熱環境までになりクーラーなしで乗り切れました。

昼のかんかん照りの時は焼け石に水ですので、朝か夕に水をまくのが良いです。そうすると気化熱で少しは過ごしやすくなりますよ~^^
日本人の生活の知恵に学ぶものは沢山あります。

夏の節電 参考ブログ

窓の断熱~エアコンの使用を控える
夏を涼しく過ごす方
扇風機の位置
この夏の節電対策の結果

子供室リフォーム オープンハウスご来場の御礼

本日、紫竹の家~子供室のオープンハウスに沢山の方に来て頂きました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
また機会があればよろしくお願いいたします。

賀茂川

私の自宅から賀茂川まで徒歩20分、自転車で10分くらいのところです。

北大路橋より北側

北大路橋より北側

アオサギ

アオサギ

シラサギ

シラサギ

北山橋より南側

北山橋より南側

たびたび、賀茂川のほとりを散歩したり、車で走ったりしてますが、橋を渡るたびに川上や川下を眺めなんて素晴らしい眺めなのだろうと思っています。賀茂川の北大路橋から北山橋の間は東に植物園の森、西に賀茂街道の街路樹が続き、北大路橋から川上を見ると建物がほとんど見えないのです。
川の東西の木立と山並みがつながって見えます。
街の中でこんな風景が見られるのは日本中でもここくらいではないかと思います。そして今日も川に鳥がいました。アオサギと首のながーいシラサギでした。

京都駅ビル

京都らしさがない

京都らしさがない

建て替えてもう15年になる京都駅ビル。中の空間はそれなりにおもしろいと感じています。最近はあの大階段でイベントが減っているのが残念です。いつも外観がもう少しなんとかならなかったのかな~と思います。意味の分からない美しくない造形は、年月が経っても納得できません。その点、大阪駅は潔かったですね~

哲学者も自然エネルギーへの転換を

京都の哲学者、梅原猛さんが東日本大震災で「自然エネルギーへの転換」の気持ちを新たにされています。
戦後急速に広まった西洋哲学では、人間が自然を支配するという考えですが、東洋の仏教やヒンドゥー教、日本の神道などの思想・哲学では、人間と自然は「共存していく」という考えです。以前の日本に還り、自然のサイクルの中で生活をする重要さに、改めて気付かれたとのことです。そして30年間ぶりに大学の教鞭をとられるようです。

電気が与えてくれた力に感謝しなければいけませんが、どういうふうな過程で電気が生み出されているのかを知ると、原発に頼ることは出来ないでしょう。自然は時折、想像を絶する力を発揮します。そして人間は時折、失敗をしてしまうことがあります。

今日は七夕なので「自然エネルギーへの転換(回帰)」もお願いの一つにしておきます。

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
TEL:075-493-8020
FAX:075-493-8021
E-mail:info@nest-design.net

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