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2013年2月

軽量鉄骨天井下地

アスベスト除去工事は問題なく終わりました。
近隣地でのアスベスト濃度測定を行うのですが全く問題はありませんでした^^

卒園式をこのホールで行うため急ピッチの復旧工事が始まっています。

足場組み

足場組み

天井と鉄骨梁

天井と鉄骨梁

少しでも自然系の癒し空間を…

下水騒ぎで遅れていた現場は急ピッチで仕上げ工事に移っています。
壁は車椅子での移動があり、ぶつかることもあるので腰部分は合板の下地としています(仕上げは強化クロス)。
少しでも自然系の癒し空間をと考え、天井には京都産の源平杉(赤身および白太)を使用、床には車椅子の耐久性も考えコルク張りとしています。
改装工事は全てが既存の高さや、設備に合わせる必要があることが多くなってしまいますが、その範囲内で最適の答えを導き出していきます。

不整合な階段の処理

不整合な階段の処理

洗面・トイレ部

洗面・トイレ部

アスベスト除去工事(レベル1)

アスベストの除去工事に関する段階は3つあります。レベル1〜3までとなっており、レベル1が最も危険とされています。単純にアスベストの含有濃度ではなく、大気中に放出される危険度から決められています。
今回、除去するの遊戯室に使用されていたのは、アスベスト板下地にアスベスト吹付け(ヴォルキン吹付け)というものでした。
この吹付けは飛散性が高くレベル1となっております。改装工事を行うプレゼンの参考に図面を参考に見せていただいた所、聞いたことのない建材があったため調査をして発覚しました。

レベル1ということで、厳しい養生を行った上、隔離工事が必要です。工法によって様々な細かい規定が義務付けられています。

規定の養生

規定の養生

規定の前室

規定の前室

保育園の天井改修工事が始まりました

この連休から左京区内の保育園の改修工事が始まりました。 築40年のこの遊戯室は天井にアスベストが吹きつけてあり、外部軒裏もアスベスト版で、撤去の必要が生じました。遊戯室は隔離して撤去をしていきます。 復旧後は地元京都産の木材(今回は檜)で、有機的で元気の出る空間作りを目指していきます。

壁〜天井

壁〜天井

天井アスベスト現し

天井アスベスト現し

通路仮設工事

通路仮設工事

軒裏アスベスト交換

軒裏アスベスト交換

下水管破裂

まさか… 下水管がほぼ全滅していました。40年前だから土管なのですが、ここまで壊れていたことは始めてです。水を流しても半分も升に届いていないのです。凄惨な状況です。よく家が傾かなかったと思います。
とりあえず床をめくって下水管を総入れ替えとなりました。外部はコンクリートをはつっての工事となりました。

流水検査

流水検査

下水管がほぼ全滅

下水管がほぼ全滅

構造補強完了

大工さんとも検討した結果、以上のような補足梁を既存梁に接合することとなりました。下部が凸部になっていて鉄骨梁を全面的に受けるようにしています。稼動する受け材も固定したり接合部なども全般的に見直し、構造用合板で構造壁にしたりと、可能な補強は行なっています。またほとんど無かった断熱材も入れていきます。

鉄骨の梁を受ける

鉄骨の梁を受ける

両面から木で支える

両面から木で支える

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
TEL:075-493-8020
FAX:075-493-8021
E-mail:info@nest-design.net

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