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2023年8月

接道不足による再建築不可の町家

京町家の耐震診断を行いました。
今回は行き止まり通路の町家です。
進入路の幅員が1.8メートル未満の旗竿地です。
町家の建立時期は昭和10年代なのですが、昭和25年に施行された建築基準法により既存不適格住宅となってしまいました。
後から法律を適用させて建て替え出来ないなんて、理不尽なものです。
京都市は路地がたくさん残っていて、建て替えが出来なくなってしまった町家がたくさんあります。
一度解体してしまうと建物が建築できなくなるのです。
救済措置をもっと行うべきと思います。
plan
建築基準法第43条では建築物の敷地は『道路』に2m以上の接する事を義務づけています。また路地状部分の長さによって2〜4メートルと条例で定められています。

雨漏れ修繕

梅雨時になると雨漏れの相談なども増えます。リノベーションだけでなく修繕(アドバイス)なども行っています。
この家は2階の雨水を1階の屋根に流されていました。
1階の屋根が看板建築形状(壁が立ち上がって屋根が見えない)なので水はけが悪く、防水も切れていて1階が雨漏りで大変なことになっていました。
竪樋を外部へ出し、防水、内部修繕も行い工事完了です。こういう特殊な形状の場合は特に定期的なメンテナンスが必要です。

Before

Before

After

After

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
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