京都の哲学者、梅原猛さんが東日本大震災で「自然エネルギーへの転換」の気持ちを新たにされています。
戦後急速に広まった西洋哲学では、人間が自然を支配するという考えですが、東洋の仏教やヒンドゥー教、日本の神道などの思想・哲学では、人間と自然は「共存していく」という考えです。以前の日本に還り、自然のサイクルの中で生活をする重要さに、改めて気付かれたとのことです。そして30年間ぶりに大学の教鞭をとられるようです。
電気が与えてくれた力に感謝しなければいけませんが、どういうふうな過程で電気が生み出されているのかを知ると、原発に頼ることは出来ないでしょう。自然は時折、想像を絶する力を発揮します。そして人間は時折、失敗をしてしまうことがあります。
今日は七夕なので「自然エネルギーへの転換(回帰)」もお願いの一つにしておきます。