紫竹の家(子供室改築)

ロフト創出 リノベーション

【わくわくして機能的に十分な子供室】


 親にとって子供室を考えるのは非常に大切で、教育に直結していきます。 思春期までは個室は不要で、親や兄弟姉妹のコミュニケーションを中心に考えれば良いと思います。 ただし自分たちで物を管理できるように、コーナー的な置き場所は確保してやらなければいけません。 この置き場所が結構なスペースになってしまいます。(勉強道具、本や文具、着替え、遊び道具、スポーツや音楽の用具・・・)


 紫竹の家では、6帖しかない子供室をいかに効率よく、良い思い出の作れる部屋にするか?が最大の課題でした。 沢山の要望を叶えるために、寸分の無駄も省いています。 解決策の一つとして今回はロフトを作っています。最上階であれば屋根裏を利用することも可能です。 子供の要望は「二段ベッド」だったのでロフトで寝るのは大喜びでした。


 使い勝手だけではなく、建築素材にも近隣の杉・桧や自然左官材料など、五感に気持ちが良い材料を使っています。 家具も建具も全て無垢材で、風格のある温かい気持ちの良い部屋になっています。




【平面プラン】

【断面プラン】

建築概要

  • 用途  専用住宅
  • 所在地 京都市北区
  • 規模  木造3階建て
  • 床面積 22.34㎡(6.8坪)
  • 竣工  2011年6月
  • 施工  大森工務店