町家・民家
京町家相談員の更新研修
昨日、京町家相談員の更新研修がありました。
京町家を活用するにあたっての京都市条例(建築基準法3条の適応除外)についての講習でした。
座学と現場見学があったのですが、上京区の明治時代の京町家(蔵は1700年代)の改修工事でした。敷地は500㎡、建物は300㎡という街中では非常に大きい屋敷でした。
元は糸屋で、昭和時代に眼科医院となり平成12年に廃業されて京町家を活用してもらえる人に売却されました。現在は大阪の不動産業者が所有されています。
宿泊施設2部屋と、寿司屋・割烹料理店、バーが入る複合施設に変身しておりました。
ここまで合法的に改修出来ることを確認しました。平成27年より手続きが整備されて条例が使いやすくなっています。と言いましても木造京町家の利用は8件しかないようです。
京町家も随分と活用の道が開けて来ていることを感じる内容でした。