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町家・民家

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旧 和中散本舗

旧東海道の草津宿と石部宿の中間の和中散本舗(旧薬屋)へ行ってきました。主屋の建築は江戸慶長または寛永年間と言われています(役400年前)。
道路側から左より、本陣、店舗、製薬という構成になっています。本陣は天皇や大名の休憩所になっており、建築、欄間、襖絵、庭園とも素晴らしいものです。特に上段の間からみる庭園は国指定となっており、小堀遠州の作品として知られています。
お店には、5件あったと言われる和中散(4件は残存せず)の看板が保存されています。
また、お勝手から入って右側に木製製薬機があります。4mもある大きな車輪は屋根裏にまで届いていて、全国でここのみ保存されている貴重なものです。
現在、旧和中散本舗は第一土曜日のみ公開されています。

旧東海道街道 栗東市六地蔵 店舗、勝手と製薬所 店舗入口付近 木製製薬機
本陣玄関 店舗より製薬方面を望む 「大角氏」庭園 上段の間よりの庭園