緊急事態宣言も解除されたこともあり、京都嵯峨鳥居本の伝統的建築物群保存地域周辺を探索して来ました。
京町家の雰囲気を漂わせている建物が多く、自然環境も美しくて感動します。寺院も多数ありますが、今回は清凉寺と化野(あだしの)念仏寺、大覚寺を回りました。清凉寺は嵯峨釈迦堂とも呼ばれ嵯峨念仏狂言や火の祭りでも知られています。清凉寺を北西に上がると民宿や土産物屋が続いていて良い雰囲気です。新型コロナの影響で、人影はまばらになっています。
伝統的建築物群保存地域の石畳を上がっていくと、化野念仏寺への美しい参道に入って行けます。かつて風葬の地だった嵯峨野の無数の仏を掘り起こし、供養したのがこの化野念仏寺です。更に北西に進むと町並み保存館があり、愛宕山の一の鳥居に続いて行きます。
鳥居本より東側に行くと、のどかな田園の景色が広がっていて、大覚寺と大沢池があります。大沢池は嵯峨天皇の離宮、嵯峨院の庭池で、日本最古の庭池です。周囲は約1キロあり林泉庭園を堪能できます。
インバウンドバブルが崩壊して観光客は激減し観光地は大変ですが、徐々に客足が戻ることを祈っております。