nest design

左京区A保育園

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正面門扉 床を枕木へ改修しました。ポストと掲示板もデザインをしました。以前は天井に吹付けアスベストが使用されていました。南側の採光で明るくなりました。また見通しのきく空間となっています。ホール東側は給食室で、食育が出来る空間となりました。
ホールから中庭側を望む一体にすると大遊戯室となります。小ホール南側は大学のプールで、昼間は常に明るいです。以前は給食室でした。地域の集会所としても開放されています。正面は造形絵画棚。小ホールから南側敷地に出られるようになりました。
戸の開閉で用途が変化します。以前は廊下の位置でしたが、一体として繋がりました。以前は給食室でした。以前は、廊下と給食室でした。中庭に給食室の勝手口を設けています。以前はボイラー室でした。
給食室の厨房全景ホール東側は、食堂から給食室となりました。給食室からも園児の様子が見られます。以前の外部物置場を、食品庫に改築しています。防火区画が形成されたいなかったので、改修工事で区画しました。保育室も改修を行っています。
建物東外壁 新給食室の配置に合わせて外壁を改修しました。建物南外壁 旧給食室から小ホールにスッキリと変わりました。タイルはオリジナルタイルで8クラスのイラストが描かれています。内観夜景 ホール入り口より中庭側よりホール、小ホールを望む
手前の建具内部はワゴン置場夜でもくっきりと明るいです。正面の造付け家具は、主に園児のお絵描き用に設計されています。小ホールは夕方からは、延長保育室としても使われています。以前は倉庫が小さく、用具がホールに溢れ出ていましたので、各倉庫を大きめに設けました。
体育用品庫は全ての用具が収まるように設計しています。小ホール夜景 ホールまで見渡せます。小ホール夜景 東側門より

概要

– 築40年の大規模改修 –

新給食室とホールの誕生

 耐震改修を行う場合、ただ単に耐震性を上げるというのではなく、使いやすく生活環境が向上するものにしなければ意味がありません。それは住宅でも、保育園でも同じことが言えます。耐震補強計画と合わせて、保育士・給食の先生たちの意見、保護者の意見を、ワークショップなどで取り入れながら設計をまとめていきました。

 以前、ホール(遊戯室)の南側は、倉庫・廊下・給食室で、南側からの採光がありませんでした。給食室は機器や配管類も老朽化し、普段の使用にも限界がきているようでした。ホールの東側を新給食室とし、南側を小ホール(多目的室)としました。一体性を創出しながら、南側の採光も取り入れ明るく活動的な空間へと変貌することができました。天井や腰板は、京都府産の桧や杉を使用し、床は広葉樹の樺(カバ)を使用しています。自然素材を多用することで園児の健康にも気遣いをしています。

 創立50年の記念事業として行われたこの工事は、アスベスト除去、耐震性の確保、防火区画の再形成、消火設備の見直しなど、ハードな面の検討も確実に行っています。

 定員120名のこの保育園は、広い施設なので数年に一度、改装工事が必要です。いままで以上に子供達が笑顔で溢れるような保育園になっていけるように、陰ながら応援して維持修繕活動を続けています。

改装PLAN
大改修全貌
手前がホール(遊戯室)建具の向こうが、小ホール(多目的室)
小ホールでの会議風景

建築概要

用途保育所
所在地京都市左京区
規模改修等床面積400.38㎡(121.1坪)
竣工2016年3月
施工藤木工務店 京都支店