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地震 | 2024年1月17日

大震災

今日は阪神大震災29周年です。また、元日の能登地震をはじめ震災により被災された方へ深くお見舞いを申し上げます。
能登地震では建物の倒壊損傷割合が阪神新大震災よりも高いことが分かって来ています。
倒壊や半倒壊になると命の危険が高くなりますし、避難後も被災した建物に住むことが出来ず何年も被災者になる可能性が高まります。そのためにも、ぜひ耐震診断を受けて今現状の我が住まいを点検してください。直下型地震であっても、少しでも被害を抑えて命を守り、地震後の生活まで思い描くようにして下さい。
私も京都市、京都府認定の耐震診断士であり調査から構造診断、耐震改修計画まで行っております。お困りの方は、無料相談も行っていますので是非ともお声掛けください。

また、建物の安全性だけでなく、大地震などが起こった時の避難所までのルートの確認も行っておいて下さい。前の道が狭い時などは道が瓦礫などで塞がれて通行不可能になる場合もあります。そうう時は建物裏側等から抜け出す避難ルートがあるかのチェックを行っておくのが望ましいです。避難経路が無い場合は二方向避難を考える必要があります。耐震診断を受けることがあれば建築士にお聞きするのが良いでしょう。

こちらのホームページでも耐震関係の情報を発信しておりますが、今後は耐震診断事例や役立つ資料なども併せて発信していきます。

出版関連 | 2023年9月8日

京都府産 木材資料

京都の木で建物を建てたい方のために、京都府より冊子『ここからはじめる 京都の木』が発行されています。
ネストデザイン設計の住宅が表紙含めメインで4ページ掲載されています。
京都府木材組合連合会のウェブサイトでPDFデータを公開されているので興味のある方はご覧くださいませ。

表紙

表紙

造作材として紹介①

造作材として紹介①

造作材として紹介②

造作材として紹介②

杉材紹介

杉材紹介

冊子の希望の方は、PDFデータをダウンロードしてください。
京都府木材組合連合会には現物冊子もございます。 TEL:075-802-2991

建築法規 , 耐震 | 2023年8月8日

接道不足による再建築不可の町家

京町家の耐震診断を行いました。
今回は行き止まり通路の町家です。
進入路の幅員が1.8メートル未満の旗竿地です。
町家の建立時期は昭和10年代なのですが、昭和25年に施行された建築基準法により既存不適格住宅となってしまいました。
後から法律を適用させて建て替え出来ないなんて、理不尽なものです。
京都市は路地がたくさん残っていて、建て替えが出来なくなってしまった町家がたくさんあります。
一度解体してしまうと建物が建築できなくなるのです。
救済措置をもっと行うべきと思います。
plan
建築基準法第43条では建築物の敷地は『道路』に2m以上の接する事を義務づけています。また路地状部分の長さによって2〜4メートルと条例で定められています。
修繕 | 2023年8月2日

雨漏れ修繕

梅雨時になると雨漏れの相談なども増えます。リノベーションだけでなく修繕(アドバイス)なども行っています。
この家は2階の雨水を1階の屋根に流されていました。
1階の屋根が看板建築形状(壁が立ち上がって屋根が見えない)なので水はけが悪く、防水も切れていて1階が雨漏りで大変なことになっていました。
竪樋を外部へ出し、防水、内部修繕も行い工事完了です。こういう特殊な形状の場合は特に定期的なメンテナンスが必要です。

Before

Before

After

After

お知らせ | 2023年7月12日

京都市公認の事業者に

当事務所は、耐震診断・耐震設計、省エネ・バリアフリーなどのリノベーションを得意としています。そして京都市では、中古住宅(戸建て・マンション)の住まい探しやリノベーションなどに詳しい、地域に根ざした安心できる公認の事業者「安すまパートナー」を認定して公表しています。当事務所も今年度より安すまパートナーに登録されています → 一級建築士事務所 ネストデザイン
今後共、リノベーション分野で活動していきますので宜しくお願い致します。

その他 | 2023年6月13日

琵琶湖湖畔のセカンドハウス 

 
外観1外観2
  
鳥瞰パース1鳥瞰パース2
  
アイラインパース1アイラインパース2
  
設計コンセプト
ローコストでコンパクト、無駄が無く居心地の良い空間を目指しました。
家の中心をにダイニングテーブルを構え琵琶湖側を望みつつ、リビングキッチンと暖炉、 ロフト空間を繋げています。構造体を空間グリッドと合致させて、デザイン性、経済 性、機能性を高めています。 水回り空間は西側に集中させることにより、コンパクトに納めています。モデルでは一例として適当に家具などを配置していますが、様々な想定が可能です。

・1平家面積は13.5坪(ロフト面積別)の計画で、キッチン上がロフトで水回り上の小屋裏も物置スペースとして活用できる計画です。

・夫婦+子供3人が週末や夏休みに過ごす目的で計画し、宿泊はロフト北を子どもたち、1階に夫婦を想定しています。

コンテスト | 2023年4月20日

学びのデスク&チェアー

以前に発案した学びのためのデスクとチェアーです。
主に学校や会議、集会用です。勉強や会議内容に応じてデスクを配置して使用します。使用していない時は、垂直スタックか並行スタックをして片付けられます。

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耐震 | 2023年4月1日

地震に強いすまいづくり

ネストデザインでは令和5年度も耐震診断、計画改修業務を行っていきます。
古い住宅でも、安心で安全な住まいづくりのお手伝いをしております。
京都での地震も活動期に入っていますし、近い将来に「南海トラフ地震」が発生すると京都でも大被害が予想されています。
備えあれば憂いなしということで、是非、我が家の耐震性をご確認ください。
耐震性が不足している場合は、耐震性増強の計画を行い改修工事をご検討ください。

 

【耐震診断よりの改修設計、工事への流れ】
現在の建物の状態を知るために「耐震診断」を行います。無料で行えます。

耐震性が低い、危険ゾーンと診断された場合は次のステップに進みます。

耐震性を上げるための基本計画をご一緒に検討いたします。概算工事見積もりも提出いたします。

改修工事をされる場合は次のステップに進みます。以降の設計調査は有料となります。

建物の詳細調査(一部破壊検査)を行い耐震性を再確認します。耐震と合わせた間仕切り改修、断熱改修、水回り改修、外壁・屋根改修、設備改修なども合わせた設計となります。工事見積もりをいたします。

ご満足のいく内容になりましたら、工事契約となり着工となります。

古家には思わぬ施工がされていて、追加工事や設計変更を余儀なくされることも珍しくありません。
その時は随時確認を行って進めていきます。

工事が終われば完了検査を行い、お引き渡しとなります。

 

京都市の耐震改修促進事業として耐震診断が無料(1981年5月迄の木造住宅)となります。
詳しくは → 令和5年度木造住宅及び京町家の耐震診断士派遣事業

※参考資料
【木造住宅】
築50年木造住宅リノベーション(耐震診断編)

築50年木造住宅リノベーション(計画改修編)

【京町家】
京町家の構造再生(耐震診断編)

京町家の構造再生(計画改修編)

以上、不明な点がありましたら何なりとご相談ください。

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
TEL:075-493-8020
FAX:075-493-8021
E-mail:info@nest-design.net

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