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建築雑記

京町家相談員

週末に京町家相談員研修を受けてきました。
京町家相談員は、京町家の保全や継承に関する相談を受けたりするプロ集団です。建築士だけでなく、宅地建物取引士、大工、税理士のポジションも用意されています。
私も京町家で育ちました。統一された美しい町家が壊されて、形状も素材もバラバラな新築住宅に埋め尽くされて、建築文化に危機を感じています。後世のために少しでも町並みを良くしていきたく、京町屋相談員でも活躍していきたいです。



空き家対策とインスペクション

修了証明書

現在、日本は7件に1件が空き家になっています。今後、空き家は増え続け15年後(2033年)には3件に1件は空き家になるという試算も出ています。~野村総合研究所より

空き家を放置しておくと景観は悪化して、犯罪も増えることが予想されます。都市のスポンジ化とも言われています。

昨年、国土交通省は「既存住宅調査技術者」という建物状況調査(インスペクション)を設けて、既存住宅が資産となる「新たな住宅循環システム」を進めることとしています。

私も建築士として空き家の減少に少しでも貢献ができるよう、既存住宅状況調査技術者となりました。

空き家対策特別措置法なども施行されて3年近くになり、空き家対策は少しづつ進展しているようです。空き家利用や情報公開など、多方面からの体制作りが実るように期待しています。

京都市文化財マネージャー育成講座(建造物)修了

今年の1月から半年間、14日間に及ぶ講習を無事修了することができました!この講座は京都市が行っているもので、歴史的建造物の調査・保存・活用やまちづくりの実践に参加して、文化財マネージャー(建造物)を育成するものです。最終の修了課題は、我が班は「技能賞」を頂戴いたしました!
京都の美しい町並みを作っていく一つの活力として、役立てていきたいです。

文化財マネージャー育成講座 集合写真

集合写真

4班「技能賞」

4班「技能賞」

海外デザイナーに何を?

次の日曜日なのですが、私の恩師が例年パネリストをしていることもあって参加してきます。海外のクリエイターがどのような視点で活動をされているのかも探ってきたいと思っています。興味のある方はこちらをご覧ください → 35回京都デザイン会議

35回京都デザイン会議-2

原発と建築 即時原発ゼロへ!

原発の一連のことは被災以来、注視して来ましたが、政界はいつまでたっても脱原発の方針を示さずにいます。 日本の原発施設は福島第一原子力発電所のように30年以上運転している施設が19基もあり、耐震性の弱い旧耐震で建てられています。原発は通常の基準より耐震性の強化および見直しがされていますが、大地震が来れば未曾有の被害が出ることが、東日本大震災で明らかになっています。 福一の事故は津波で壊滅的被害を受けたと言いますが、それより前に地震の揺れにて電源が不通になり、重要な配管類が外れ落ちたという過程があります。(元作業員の遺言他、多数の証言有り)この損傷により原子炉の冷却ができなくなった。そしてメルトダウンにつながった。劣化した設備等は特に弱いので、常に点検、交換、修理をしておかなければ、いざという時にボロが出てしまう。

世界でも有数の地震大国であるにかかわらず、世界で3番目の54基の原発機を保有している我が国です。 現在、日本では19,000トンの使用済み核燃料があり、ましてや処分場の場所さえ決まっていません。 私たち建築に携わるもの、また住民の皆さんの努力によって、街並を美しく、また耐震性に強い家を地道に生み出したところで、福一のように原発の核爆発(3号機の爆発は各論あります)などが起こってしまうと、その都市はおろか周辺の都市まで、安全に住めなくなってしまうのです。 今後、福一の核燃料の取出しに失敗すれば東京さえも安全に住めなくなってしまう。土地が壊滅的に汚染され続ける訳だから、もう建築云々の話じゃなくなってくる訳です。

2013-11-13 12.29.03

写真は朝日新聞より転載

そんな中、昨日の元小泉総理の『原発即時ゼロ』の安倍首相へのメッセージは、今の日本を救う言葉だと感銘を受けました。
見ておられない方は是非見ていただきたいです。(小泉純一郎11/12脱原発 日本記者クラブ
安倍首相には是非、全原発廃炉の方針を示して欲しい。トルコをはじめ様々な国に原発輸出を目論んでる場合ではありません。
なお、秘密保護法案が施行されると、原発・核の重要事項も国家機密として、国民への情報は矮小化され、事実が見えなくなるなど数多の問題を抱えており、脱原発が遠のくことは必至でしょう。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズ 生誕133周年

今日10月28日は建築家・ウィリアム・メレル・ヴォーリズの生誕記念日です。・・・私が建築をするときの基本スタイルは和風です。建築は土着的(バナキュラー)であるべきだと考えているからです・・・ という訳で基本的に洋風建築物は日本風土に合わないと思っているのですが、滋賀県・京都に多く残存する「ヴォーリズ建築」は好きな部分があります。洋風ながらどこか和風の視点で解釈している空間は、おおらかで優しい雰囲気が漂っています。
京都・滋賀にお越しの時は是非訪れて下さい。

Vories

事務所から歩いて行ける 賀茂川教会(昭和27年)

ヴォーリズ建築は住宅、教会、学校などが数多く残存しており、案内サイトもたくさんあります。以下抜粋です。
ヴォーリズ記念館
ヴォーリズ委員会
ヴォーリズ建築案内
ヴォーリズを訪ねて
ヴォーリズの近代建築

日本建築家協会の正会員になりました

これからの建築および都市環境をより良きものへしていきたいと思い、日本建築家協会(JIA)へ入会し正会員となりました。 自分の活動の幅も今まで以上に広げていきたいと思っていますし、社会のお役に立てればと考えています。
社団法人 日本建築家協会

新国立競技場はザハ・ハディド案に決定

国立競技場のデザインが決まりました。
イギリスの女性建築家ザハ・ハディド案です。流線型が女性っぽく、近未来的なスタイリングで建築というよりプロダクトデザイン的な処理かなと思いました。賛否両論ありますが、どういう風になるのでしょうか。

新国立競技場ホームページより引用しています

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
TEL:075-493-8020
FAX:075-493-8021
E-mail:info@nest-design.net

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