2013年11月
お知らせ | 2013年11月22日
事務所の近くの大徳寺情報です。少し色付き始めています。 今年の紅葉は非常に美しい(予感)ので時間がある方は拝観されてはいかがでしょうか。
◆特別公開(1) 11月10日(土)〜11月30日(金)
芳春院 | 京都四閣(金、銀、飛雲、呑湖)の一つ「呑湖(どんこ)閣」で有名 | ¥500 |
◆特別公開(2) 11月24日(日)~12月7日(土)
本 坊 | 国宝方丈・唐門特別公開 狩野探幽の襖絵、小堀遠州の庭園 | ¥800 |
黄梅院 | 千利休作の庭「直中庭」武野紹鴎作茶室「作夢軒」 | ¥600 |
総見院 | 織田信長建立 | ¥600 |
興臨院 | 本堂の床の間は日本最古 織部好み茶室「涵虚(かんきょ)亭」 | ¥600 |
| ※黄梅院、総見院、興臨院共通券: ¥1,500 | |
◆常時公開
高桐院 | アプローチの敷石道は有名で紅葉は特に美しい | ¥400 |
大仙院 | 有名な庭が美しい 土曜日なら禅も体験可能 | ¥400 |
龍源院 | 石庭が有名 大徳寺で最古の塔頭 | ¥350 |
端峯院 | 庭や露地が美しい | ¥400 |
| 「大慈院」の料亭「泉仙」に鉄鉢(精進)料理もあります。 | |
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おすすめ一日コース(芳春院を拝観の場合は11月末まで)
正門 → 龍源院 → 黄梅院 → 興臨院 → 端峯院 → (大慈院) →
本坊 → 大仙院 → 芳春院 → 総見院 → 高桐院
拝観料は合計 ¥4,350 … 結構高いですね^^;;
私も今年は拝観可能な寺は全て巡ってみようと思っています。
※参考資料 大徳寺全塔頭については「京都寺社史跡案内」をご参考ください。
12月7日(土)からは大徳寺に縁の深い千利休の「利休にたずねよ」も上映されます。
木造真壁スキップハウス | 2013年11月16日
本日は亀岡の家の起工式で、お施主様をはじめ関係者一同、無事に立派な建物が竣工することを誓いました。本来仏教では地鎮祭というものはなく、起工式を行うことになっています。 この起工式は、建築着工の運びになったご縁を喜び合って仏さまに感謝し、出席者一同、襟を正し、建物が立派に工事が安全に進んでいくことを仏前に誓う儀式です。 祭壇は神式の地鎮祭と違っています。これは宗派やお寺によって違います。ほとんど何もいらないというところもあれば、いろいろ用意しなくてはならないといけない場合もあるようです。今回の式では、お供え物と焼香台、お経の道具(経典、小鐘、木魚など)で紅白の幕を張って行われました。来週には地盤調査を行っていきます。
建築雑記 |
2013年11月13日
原発の一連のことは被災以来、注視して来ましたが、政界はいつまでたっても脱原発の方針を示さずにいます。 日本の原発施設は福島第一原子力発電所のように30年以上運転している施設が19基もあり、耐震性の弱い旧耐震で建てられています。原発は通常の基準より耐震性の強化および見直しがされていますが、大地震が来れば未曾有の被害が出ることが、東日本大震災で明らかになっています。 福一の事故は津波で壊滅的被害を受けたと言いますが、それより前に地震の揺れにて電源が不通になり、重要な配管類が外れ落ちたという過程があります。(元作業員の遺言他、多数の証言有り)この損傷により原子炉の冷却ができなくなった。そしてメルトダウンにつながった。劣化した設備等は特に弱いので、常に点検、交換、修理をしておかなければ、いざという時にボロが出てしまう。
世界でも有数の地震大国であるにかかわらず、世界で3番目の54基の原発機を保有している我が国です。 現在、日本では19,000トンの使用済み核燃料があり、ましてや処分場の場所さえ決まっていません。 私たち建築に携わるもの、また住民の皆さんの努力によって、街並を美しく、また耐震性に強い家を地道に生み出したところで、福一のように原発の核爆発(3号機の爆発は各論あります)などが起こってしまうと、その都市はおろか周辺の都市まで、安全に住めなくなってしまうのです。 今後、福一の核燃料の取出しに失敗すれば東京さえも安全に住めなくなってしまう。土地が壊滅的に汚染され続ける訳だから、もう建築云々の話じゃなくなってくる訳です。
写真は朝日新聞より転載 |
そんな中、昨日の元小泉総理の『原発即時ゼロ』の安倍首相へのメッセージは、今の日本を救う言葉だと感銘を受けました。
見ておられない方は是非見ていただきたいです。(小泉純一郎11/12脱原発 日本記者クラブ)
安倍首相には是非、全原発廃炉の方針を示して欲しい。トルコをはじめ様々な国に原発輸出を目論んでる場合ではありません。
なお、秘密保護法案が施行されると、原発・核の重要事項も国家機密として、国民への情報は矮小化され、事実が見えなくなるなど数多の問題を抱えており、脱原発が遠のくことは必至でしょう。