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芸術・美術

生花展

池坊の生花展へ行ってきました。
お花の空間の創造にヒントを与えてくれます。


堂本印象の襖絵

私は普段の設計に於いて襖紙を選択するときは、素材重視で柄物や襖絵などは選択しません。 しかしこの堂本印象の法然院襖絵を見てからは考え方が変わりました。 法然院で、氏の前衛的な襖絵に感銘を受けたからです。 それ以来、襖絵の空間には憧れを持っています。
『こころをあらわす 線・色・形』-法然院襖絵を特別公開-
日時:2012/6/3(日)~9/23(日)

場所:堂本印象美術館
※美術館の展覧会も良いのですが、法然院で実際に見た襖絵の印象が忘れられません。 毎年11月初旬の秋の特別公開に見ることが可能です。

前衛芸術 「草間彌生 永遠の永遠の永遠」 展

国立国際美術館の『草間彌生 永遠の永遠の永遠』展へ行ってきました。 現在83歳になられていますが、未だ情熱的に作品を作られています。 草間さんはアール・ブリュットの芸術家ではありませんが、かなり似た表現が見受けられます。
限りない反復表現や、精神世界の特異性、粒粒(水玉)や見知らぬ生物のような抽象表現を見ると、この世の境界線上にいらっしゃるのだと思います。 幼いときに体験した幻視を表現し、強迫神経症や自殺願望と闘い作品を続けるエネルギーは凄まじいものを感じます。 また詩なども書かれていて出版もされています。その幻想的な詩は恐ろしく精神に迫ってきます!草間作品の見方が変わります。
4月8日(日曜)まで かなりおすすめです。

詳しくは 国立国際美術館 まで

関西水彩画展のお知らせ

私の義父が水彩画家で、春分の日から大阪で展覧会に出品いたします。 主に風景画をメインに描いています。
今回は関西水彩画会の定例の展覧会です。 ご興味のある方は是非ご覧になって下さい。

関西水彩画展
3月20日(火)~3月25日(日)
詳しくは 大阪市立美術館 地下展覧会

アール・ブリュット展(アウトサイダー・アート)


兵庫県立美術館で開催されているアール・ブリュット展(解剖と変容)へ行ってきました。 アール・ブリュット(アウトサイダー・アート)とは正規の美術教育を受けていない作り手が芸術や社会と距離をおいて作成した作品、 また子供の芸術を含んだ総称です。絵画をはじめ彫刻、建築、庭園、音楽、文学、映像、服飾など分野は多岐に亘ります。
この展覧会では独自の解剖の絵画を展開するルボシュ・プルニーと、食虫植物や新しい器官のような不思議な生物絵画を描き続けたアンナ・ゼマーンコヴァーの作品を展示しています。 また「天空の赤」という93分の映画も上映されています。 正気と、狂気とは一体何なのか?生粋の芸術とは何?  様々な質問が自分の心に突き刺さります。人間の不思議さを感じる展覧会です。

プルニー&ゼマーンコヴァー アール・ブリュットの巨匠「解剖と変容」
~3/25(日曜)まで 詳しくは → 兵庫県立美術館

安野光雅 洛中洛外展


京都高島屋で開かれている安野光雅洛中洛外展へ行ってきました。 京都と奈良を中心とした優しいタッチの水彩画が前半半分と、これまでの絵本を中心とした安野光雅スタイルを後半半分に分けた展覧会です。 安野さんの絵本は見る者を飽きさせませんが、その背景として自然への想いがベースになっていることを強く感じさせる展覧会でした。 建物の描き方も、見ていると楽しくなってくるものが多いです。

3/19(月)まで 詳しくは → 京都高島屋7階グランドホール

村野藤吾の世界

今日は打ち合わせの帰りに、進出資料による村野藤吾建築設計図展へ行って来ました。村野さんの展覧会は20年程前に兵庫県で見た以来です。作風は好きではないのですが、建築に対する情熱は図面や模型からひしひしと感ずることが出来ます。個人的には「大阪そごう」のスケッチや「宇部市庁舎」の模型が興味深かったです。こってり系が好きな方にはお勧めです。

進出史料に見る「村野藤吾の世界」
会場:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
開館時間:午前10時~午後5時
期間;5月6日(日)まで
詳しくは 美術工芸資料館 まで

北斎の絵に見る幾何学(図学)的要素

北斎の絵は自由奔放に見えて、絵の中には緻密な幾何学的な構成が見えます。これは建築の構成美と似ているところが有ります。 以前紹介した代表作として知られる「神奈川沖浪裏」ですが、その幾何学的構成を見て行くと・・・(印象派の音楽家ドビュッシーの交響詩「海」はこの絵に発想を得ています) まず絵の対角線をかきます。次に絵の左下を中心とし、左上を半径とした円弧を描きます。すると交点Aおよび交点Bが出来るのですが、そこに波先と、富士山の山頂を配置しています。これだけでもすごい緊張感ですが、更に見て行くとA点の平行線は大波の左右の点とほぼ同じです。またA点の水平線と、B点の垂直線の交点Cを中心にした円弧は大波の高さを揃えると、波の内ラインに等しくなります。この円弧を左半分に反転した形が大波の形(破線)になります。画面に内接した楕円は外側の波ラインに等しい。富士山の形と手前の波の形は、よく見ると酷似しているし、その波に突き刺すかのような舟は、偶然ではなく必然的な配置だったのだと発見できます。

もう一枚の代表作(こちらの方が有名かな)で「凱風快晴」(がいふうかいせい)の絵はがきも買っていて、トイレに貼っていました。こちらの絵は呑気なものだなぁと眺めていたのだけれど、画心は山肌に一致しているのでは? と発見して早速調査を行いました。対角線を引いて画心を求めると、中央A点が山肌に重なる。分割線を引き、上部の方形にそれぞれ対角線を引き二等分すると、右側の分割線上に富士山の山頂部分B点が重なります。B点を水平移動して、左上方形の分割斜線に交わるC点を導きます。そのC点を芯としてA点とB点を通る楕円を描くと山の放物線となります。それでC点を軸に楕円を反転すると、その下部がおおよその植栽部で、右へ平行移動して右側の山肌ができる。こうやって分析すると、山頂部に浮き出ている三本の縦線も図で示すと、必然的に書きたくなる線なのかもしれない。ほんとうに図学的な絵だと言うことが分かります。

 

北斎 参考ブログ

北斎展 ~大胆な構図と豊かな色彩

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