京都で先週から始まった北斎展へ行ってきました。 大胆な絵の構図、自由な線描、豊かな色彩、ウィットに富んだ視点、抽象的な表現性など、北斎の個性的な数々の作品に感動し、圧倒されました。 また大衆に愛された浮世絵に、我が国の素晴らしい文化を感じることが出来ます。
葛飾北斎は70~90歳までが成熟期で、有名な富嶽三十六景もこの頃に出版されています。 時間と画材さえあれば、いつまでも絵を描き続けていたようで、ゴミ屋敷になったりと93回も引っ越しを重ねたという記録も残っています。 人物についての紹介はされていませんが、文献にて調べてみるのも興味深いと思います。
日本人の「自然を愛する造形美術」を感じてみたい方に是非お勧めします。
京都文化博物館
前期 2月 1日 ~2月26日
後期 2月28日~3月25日
詳しくはこちらで 北斎展 葛飾北斎生誕250周年記念
北斎 参考ブログ