2011年6月
建築雑記 | 2011年6月30日
数ヶ月前に、昔在籍していた設計事務所の師匠から、大学を退官するので研究室にある模型をもらって欲しい。と声が掛かりました。私が駆け出しの時に担当した作品です。事務所はそれほど広くは無いのですが、記念に壁に掛けることにしました。まだB1サイズのごっつい模型もあったのですが、そちらのほうは掛ける場所が無かったので断念しました。
木製模型は少なくなったと思いますが、建築の持つポテンシャルを引き出すような役目がありました。
先日の白井晟一の展覧会でも木製模型は美しかったです。
今度、新築住宅が完成すれば作ってみたい?と思っています。
お知らせ | 2011年6月29日
ブログのヘッダー画像がランダムに変わるようにしました。いつも同じ画像ばかりは退屈なので見直しをかけました。う~ん もうちょっと写真を追加せねば~^^
雑記 | 2011年6月28日
岡崎神社の茅の輪です。今ならどこの神社でもやっていますから、無病息災を祈って、茅の輪くぐりに行くのも良いですよ^^
ここの神社は狛犬の代わりにウサギが正面にいます。だから今年の正月は例年になく賑わってました。
それで、茅の輪をみると水無月が食べたくなります。水無月も茅の輪と同じで厄落とし、無病息災を祈って夏越しに食べる習慣があります。
(京都だけですか?)
先日、友人のDさんから手作りの水無月をいただきました。
ういろうが抹茶味で、甘過ぎず、たいへんおいしくいただきました^^
やはり夏は洋菓子より和菓子がいいですよね。
建築 |
2011年6月27日
建築主との打合せの帰りに、京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催している「建築家 白井晟一 精神と空間」に行ってきました。京都生まれの白井晟一は工芸学校(現・工芸繊維大学)を卒業後、ドイツでカール・ヤスパースの元で哲学を学びます。それと平行してゴシック建築を通して、西洋の文化と出会って行きます。
白井晟一の建築は難解さがありますが、氏の生きた系譜や打ち込んだ”書”などを見ていると建築家像が浮かび上がり、作品が理解しやすくなります。
原爆堂計画 配置図 1954年
克明に描かれた美しい図面やパースそして書は、おそろしいほどの静謐さを保っていました。グローバルに歴史を捕らえ、20世紀を自らの視点で表現しきった氏の、素晴らしい展覧会でした。
日程は2011.05.23 ~ 2011.8.11です。
同館内の「ベルギー木の匠の技」展覧会も一緒に見られます。
興味のある方は是非どうぞ!
白井晟一 書「是佛」
雑記 |
2011年6月26日
アームレスリング |
今日は保育園のバザーに行ってきました^^
子供たちが10年通い続けた保育園で、今年からはOB,OGになりました。
今年も例年通り、盛り上がっていました。
写真は昨年から始まったアームレスリングです。ビールの用意もあるのですが明日の打合せの図面が出来ていないので我慢しました~
姉小路の家(改築) |
2011年6月25日
昨日は『姉小路の住まい』の引き渡しがありました。
2LDKのマンションに、家具や収納のアドバイスが欲しい。という要望から始まりました。単身生活から結婚するので、それに合わせて収納計画を見直そうというものです。
はじめは家具程度と思われていたようです。
私は物置き場と化している和室を無くしてしまい、ゆったりとしたLDKとし
普段の生活を有意義なものへと変える提案をしました。
ここまで大がかりなことになるとは、まったく思われていなかったようです。
・・・そして昨日、無事引き渡しが終わりました。
お施主さんからは、何度も感動や感謝の言葉をいただきました。
建築をしていて一番嬉しい瞬間です。
お施主さんをはじめ、施工関係の方々にも御礼を申し上げます。
Before : 和室と入口 | Before : キッチン周辺 |
After : 入口周辺 | After : 食卓周辺 |
写真撮影が終われば作品集にアップいたしますのでお楽しみに!
また施主の好意によりオープンハウスの予定をしております。決まり次第ブログおよびトップページにて案内いたします。
紫竹の家(子供室改築) | 2011年6月24日
7月10日午前10時~午後6時までオープンハウスを開催致します。
狭い子供室を子供が独立するまで、いかに効率よく、良い思い出の作れる部屋にするか。
沢山の要望を叶えるために寸分の無駄も省きました。
解決策の一つとして今回はロフトを作っています。最上階であれば屋根裏を利用することも可能です。
他にも至る所に仕掛けを作っていますのでご興味のある方はお問い合わせフォームにてお申し込みください。折り返し詳細をご連絡させていただきます。
環境・設備 | 2011年6月23日
今朝のNHKニュースでやっていました。
スマートハウスとは、熱源を自家発電で全てまかなう住宅のことです。 太陽電池を主として、蓄電池、燃料電池やエコガラス、高速光通信などを備えています。
リアルタイムで現在の熱源情報を、コンピューター端末に表示できるシステムとなっています。タッチパネルで各種の省エネプランが選べるのですが、操作が複雑で難しいのが改良点とされています。番組では熱源の自給率が100%の表示が映っていました。
ソーラーハウスや節電住宅に共通なのですが、何よりも住まい手の意識が変わると言う意味では魅力的ではあります。
ただし・・・数百万円かかる!で番組は終わっちゃいました。
数百万円っていい加減な表現ですよね。具体的な数字が欲しいものです。