コンセプト
建築するにあたって 大切にしていること
人と人とのふれあい
建築で求められるもので、一番大切だと感じているのは、人と人との関わり合いです。住宅であれ店舗であれ、自分と他人との関係が心地よくあることを大切にしています。
五感にやさしいこと
人間の素晴らしい知覚を常に感じるように、設計活動を行っています。日本の風土にあった自然素材を使用することを基本理念としています。
美しさを感じる空間
美しさを感じることにより、建築に愛着が生まれてきます。建築に対する愛は、人間への愛情にもつながっていきます。その空間にいると「自分が生きていることに感謝できる」これを私の建築の最終目的としています。
ネストデザインとは
設計事務所名にはネストデザインという名称を付けています。 nestdesignのnestは “(主に鳥の)巣” と言う意味です。 鳥たちは「自分たちの巣を自分たちで創る」いわば自然界の建築家なのです。鳥の種類によっては巣の形から材料まで幅広くて大変興味を引かれます。そしてどれもが自然素材で居心地の良いであろうオリジナルの “巣” なのです。
最近の建築で感じることは、何もかもが既製品に頼っていると言うことです。本来の建築の姿は、地元でとれた材料で地域の大工を始めとした職人たちが作り守り続けてきました。この事実は、美しい建築に仕上がるだけでなく、日本の自然を守り、また職を創出するなど様々な点で理想的なのが分かります。私たちは既製品に頼りきるのではなく、自然素材を元にいかに自分たちの手で創っていけるのかをテーマに建築活動をしています。