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耐震改修の進め方 Seismic

耐震改修相談

  • まずは、お客様にお目にかかり、耐震性に不安のあるところ・不具合なところ・雨漏れ履歴・改修費用などをお聞きします。
  • 耐震改修と付随して行うリフォームのお話もご相談ください。
  • 京都府内の場合は耐震補強の補助金を設けていますので、補助金事業の大まかな概要をお話いたします。建築された時期や増築の有無などによって、補助金額が変わったり、受けられない場合があります。
  • その他、住宅省エネリフォーム補助金などの相談も行っています。

耐震診断

  • 耐震診断を行います。建物の外部、内部を全て調査いたします。床下や天井裏も見させていただきます。
  • 詳細に建物調書を取りますのでご協力ください。
  • 調査内容で作図を行い、耐震性をチェックします。震度6強でどのくらいの耐震性があるのかを判断し、お伝えいたします。
  • 耐震診断結果とご要望により、耐震改修概算をお出しします。なお、簡単な破壊調査を行う場合があります。
  • 耐震診断期間は2か月前後となります。

耐震設計

  • 設計監理契約を締結後、設計作業に移っていきます。耐震診断結果、リフォーム要望内容を元に、耐震設計を行います。
  • 耐震設計の設計図書は、平面図・立面図(軸組図)・屋根伏図・構造計算等により設計をまとめます。
  • 付随したリフォーム工事がある場合は、インテリアパースなどを元にイメージ確認を行います。
  • 設計期間においては2ヶ月の期間を見ていただきます。また付随したリフォームの内容によっては数ヶ月の追加が必要になります。
  • 規模によっては建築確認申請が必要な場合があります。また要望があれば各役所関係の手続きも行っております。(申請手続きは長期間を要する申請もあります)
  • 設計中には、内部や設備の打ち合わせを2回前後させていただきます。

工事見積もり

  • 工事見積もりを施工業者に依頼します。(数社の施工業者に依頼して、見積もり内容を比較検討することも可能です。詳しくはお尋ねください。)
  • 査定した見積もり金額と、予算に差がある場合は仕様変更の検討などを行い、見積もり金額の調整を行います。
  • 建築確認申請がある場合は、見積もり作業と平行して進めていきます。

工事監理

  • 工事中は現場で打ち合わせや、施主様に報告などを行います。
  • 耐震改修やリフォーム工事は、現場優先になることが多く、設計の小変更も珍しくはありません。新築工事より現場判断が多くなります。工事監理は週に1回を標準に行っています。
  • 工事監理においては的確な指示が必要になることが度々あります。

竣工

  • 工事が終了すれば、工事監理の最終業務である完了検査を行います。手直しが必要なところは指摘を行い、手直しが終了すると引き渡しとなります。
  • 竣工写真を撮影させていただきますのでご協力お願いいたします。
  • 引き渡し後、工事の増減などにおける精算がある場合は承諾を行います。
  • 補助金を受ける工事の場合は、補助金申請を行います。

※耐震改修やリフォームの場合は既存建物に影響を受けることが多く、仕上げや寸法関係も新築のようにいかない場合もあります。建物により条件が違いますので、標準的な流れとしてご理解ください。