京都ではおもて(前面道路)に、水まきの習慣(いわゆる打ち水)があります。
かどはきの仕上げの要素がありましたが、夏には涼を取る目的で頻繁にまかれていました。
クーラーが浸透してからは随分と少なくなってしまいました。
昔の人は、気化熱で涼しくする知恵を生活習慣として取入れていたんですね。
私も植物の水やりをしたときに、一緒にホースで水をまいてやります。
今日も水をまき、部屋内の窓付近の気温を比較してみました。
まく前は33.3℃ → まいた後は31.7℃まで下がります。そして温度が停滞したので、窓辺の扇風機で風を入れてやると 31.2℃まで下がりました。湿度は51%→58%に上がりましたが・・・
約2℃以上下がるってすごいですね。
扇風機で過ごせる温熱環境までになりクーラーなしで乗り切れました。
昼のかんかん照りの時は焼け石に水ですので、朝か夕に水をまくのが良いです。そうすると気化熱で少しは過ごしやすくなりますよ~^^
日本人の生活の知恵に学ぶものは沢山あります。
夏の節電 参考ブログ