建築雑記 | 2011年8月8日
木の建築 探求書
建築デザインから裾野を広げ、建築材料を探求すると見えてくる視点が変わって面白いです。 木は知れば知るほど住まいの建築材料として優れていることが分ります。
この本は建築・林業などに関わる専門者向けの本ですが、 木造住宅にこだわりのある方は読んでみると発見が沢山あると思います。
建築雑記
建築雑記 | 2011年8月8日
建築デザインから裾野を広げ、建築材料を探求すると見えてくる視点が変わって面白いです。 木は知れば知るほど住まいの建築材料として優れていることが分ります。
この本は建築・林業などに関わる専門者向けの本ですが、 木造住宅にこだわりのある方は読んでみると発見が沢山あると思います。
建築雑記 | 2011年8月5日
私のテーマでもある、木構造現しのいえの教科書的な本を購入して研究しています。他にも事務所の本棚には木の本が溢れていますが、 この手の本はヒントが詰まっていていつ読んでも飽き足りません。
『亀岡のいえ』も木構造現しのいえです。施主の都合で着工が延期していますが再開が楽しみです。
建築雑記 | 2011年8月1日
私の世代は、ほぼ最期の手書きの図面世代です。10年間訓練を積み、手書きの図面へのこだわりがありましたが、Jw-cadというCADを覚えてからは一瞬にしてこだわりが無くなってしまいました。とても手書きの感触に近いcadなのです。日本の建築界では御三家の CAD (Jw-cad, AutoCad, VectorWorks) の中でもトップのシェアを誇ります。その理由の一つが「フリーソフト」だからです。
私の場合、建築を生み出すきっかけは手書きのスケッチになりますが、建築をつくる図面作成手段は、実は何でも良いと思っています。間違いが出来るだけ少なく、分りやすく詳細に意志を伝えられること・・・これが図面の生命線です。今年はcadに移行して丸10年ということで1000ページ近いこの「Jw-cad大辞典」を買いました。
Jw-cadの操作の特徴は「片手で図面が全て描ける」ということです。
私は3年前に脳出血で右手が使えなくなってしまい、今は左手で図面を描いています。このCadがあったから建築人生を続けることが出来ています。
Jw-cadよ ありがとう!
建築雑記 | 2011年7月12日
リノベーション(リフォーム)は建築物があるということです。それと年数が経つと構造的、設備的制限の厳しいものが多くなって来ます。
良い計画にするには、既存建物の情報を少しでも知ることです。これに尽きます。
デザイン、構造、設備の現状に施主の要望を絡めていくと、新たな形態が生まれてくるのです。そういう意味も含め、既存図というものが計画上、非常に重要になって来ます。
既存図は出来るだけ情報が多い方が良いです。既存図がある場合は良いのですが、無い場合は既存図の作成になります。
リノベーション(リフォーム)は現場の状況によって、一変したりすることもありますが、その都度検討してスケッチや図面を作成するべきだと考えています。
建築雑記 | 2011年6月30日
数ヶ月前に、昔在籍していた設計事務所の師匠から、大学を退官するので研究室にある模型をもらって欲しい。と声が掛かりました。私が駆け出しの時に担当した作品です。事務所はそれほど広くは無いのですが、記念に壁に掛けることにしました。まだB1サイズのごっつい模型もあったのですが、そちらのほうは掛ける場所が無かったので断念しました。
木製模型は少なくなったと思いますが、建築の持つポテンシャルを引き出すような役目がありました。
先日の白井晟一の展覧会でも木製模型は美しかったです。
今度、新築住宅が完成すれば作ってみたい?と思っています。
建築雑記 | 2011年6月16日
妻は外勤のため、家事は分業にしています。
私の担当は洗濯物干し、風呂洗い、ゴミ収集、朝の掃除 、平日の夕食、洗い物、子供と風呂・・・って具合ですね。 妻との分業はおよそ折半です。
この家事なのですが毎日割かれる時間は平均1.5~2時間位です。 仕事の忙しいときは妻にある程度助けてもらいますが 全くしない日はほとんどありません。
この鬱陶しそうに見える家事に、設計のヒントが隠されているのです。 ただこなすだけではなく、どのようにすればスムーズに生活が行えるのか? Aと言う方法だけでなくB、Cも試してみる。
自分の意見を、それぞれの家事、育児や介護に持っているのは、建築をする上で大変重要なことだとおもいます。
また機会があれば自分の考える家事・育児などのお話しも交えていきたいと思います。
建築雑記 | 2011年6月14日
昨日の朝だったかな、、NHKで特集をやっていました。出てきた建て主は、設計でイギリス風の外観を選び、デザインにこだわりを持っていたようです。ところが着工間際に震災があったので急遽、耐震対策にコストを廻し、イギリス風のデザインはあきらめた。と・・・
吹抜け部に鉄骨のブレスが入っていて、見ただけでこれは大丈夫って感じの構造でした。地震対策と節電対策は当たり前の時代に入ってきたようです。
しかしイギリス風のデザインって・・・ おもちゃ箱をひっくり返したような街並みやめましょう。ここは日本なので^^
一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
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