建築メモ
建築雑記 | 2018年1月27日
現在、日本は7件に1件が空き家になっています。今後、空き家は増え続け15年後(2033年)には3件に1件は空き家になるという試算も出ています。~野村総合研究所より
空き家を放置しておくと景観は悪化して、犯罪も増えることが予想されます。都市のスポンジ化とも言われています。
昨年、国土交通省は「既存住宅調査技術者」という建物状況調査(インスペクション)を設けて、既存住宅が資産となる「新たな住宅循環システム」を進めることとしています。
私も建築士として空き家の減少に少しでも貢献ができるよう、既存住宅状況調査技術者となりました。
空き家対策特別措置法なども施行されて3年近くになり、空き家対策は少しづつ進展しているようです。空き家利用や情報公開など、多方面からの体制作りが実るように期待しています。
出版関連 |
2016年12月19日
来年の「匠のカレンダー」に当事務所の4作品が掲載されました。ご希望の方がいらっしゃいましたらご贈呈いたしますので、お問い合わせフォームより必要事項をご記入の上お申し込みください。数に限りがありますので無くなり次第終了させていただきます。
表紙 | 月別(1,2,3,9月) |
【拡大できます】
建築雑記 |
2016年8月11日
今年の1月から半年間、14日間に及ぶ講習を無事修了することができました!この講座は京都市が行っているもので、歴史的建造物の調査・保存・活用やまちづくりの実践に参加して、文化財マネージャー(建造物)を育成するものです。最終の修了課題は、我が班は「技能賞」を頂戴いたしました!
京都の美しい町並みを作っていく一つの活力として、役立てていきたいです。
集合写真 | 4班「技能賞」 |
出版関連 |
2015年12月13日
名入りカレンダーに当事務所の3作品が掲載されました。ご希望の方がいらっしゃいましたらご贈呈いたしますので、お問い合わせフォームより必要事項をご記入の上お申し込みください。数に限りがありますので無くなり次第終了させていただきます。
表紙 | 4月 高野の住まい2 |
7月 高野の住まい | 9月 高野川の家 |
出版関連 |
2015年11月17日
京都の木で建物を建てたい方のために、京都府より冊子『ここからはじめる京都の木』が発行されました。
ネストデザイン設計「亀岡のいえ」が表紙含めメインで4ページ掲載されています。
京都府木材組合連合会のウェブサイトでPDFデータを公開されているので興味のある方はご覧くださいませ。
表紙 | p7. 造作材として紹介① |
p8. 造作材として紹介② | p9. 杉材紹介 |
冊子の希望の方は、
・PDFをダンロード
・現物を入手したければ京都府木材組合連合会に問合せ
のいずれかの方法を選んでいただくようお願いいたします。
出版関連 | 2015年4月19日
明日発売の『ステキに暮らす 50代からの住まい方』大人のおしゃれ手帖/特別編集(宝島社 e-mook)に『鹿ケ谷のいえ』(リノベーション)が掲載されました。
この住宅の施主とは病院で患者同士で知り合いました。私も数ヶ月間、車いす生活をしていましたので、車いすや杖生活での建築にあって欲しい機能や、憩いや癒しの空間の要望というのが分かります。障害によって住居に必要な機能は違いますが、分からない部分はシミュレーションをして、住まい手に使いやすいバリアフリー住宅へ改修をしています。
当本ではその他、様々なパターンの住まい方をはじめ、家の片付け方、住宅資金から貯蓄まで特集があります。50代になっていない私でも参考になりました。ゆくゆく理想の住まいを考えてる方には、参考になる本と思います。
景観 | 2015年2月15日
この間の「海外デザイナーに何を聞きたい?」と言う講座の第二部は聴講者も参加しディスカッション出来たので私なりに質問もしてみました。
私の質問も含め話し合いで上がっていた内容を箇条書きにしてみました。
- 日本についての評価など
- 感性が豊か。
- 自然素材を豊かに使う。
- 空気を読む文化。特に京都は雰囲気までも読む。
- 街並みは醜い。
- 様々な様式が氾濫しておりまとまりがない。
他国の比較
- ドイツは理論的である。またものを頑丈に作る。
- フランスでの建築計画では廻りの計画が重要視される。ただし建築の仕事はほとんどない。
- イタリアからみて日本は信頼できて安全。
予想通りの答えではありました。日頃感じていることですが、物に、デザインに、建築に、町に統一感がないということです。この辺りを海外デザイナーも感じているようです。このあたりを少しでも豊かにしていこうと感じています。
建築雑記 | 2015年2月7日
次の日曜日なのですが、私の恩師が例年パネリストをしていることもあって参加してきます。海外のクリエイターがどのような視点で活動をされているのかも探ってきたいと思っています。興味のある方はご参加ください。