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掃除・DIY , 紫竹の家(子供室改築) | 2021年4月26日

DIYで子供室を防音工事

我が家の3階の子供室にはアップライトピアノがあるのですが、子供が音楽の道を志すことになったのでグランドピアノ に買い換えることとなりました。
練習量も増えて音も大きくなってしまうので、防音工事をDIYで行うことにしました。
民間同士の騒音レベルを決めた法律は、日本では存在しません。しかしお互いのマナーとして、防音対策をしておくことが望ましいのは言うまでもありません。防音対策の目安としては、各市町村の条例などで確認してみるのがいいと思います。京都市では騒音の規制基準というものがあります。これは事業所用に適応されるもので民間に適応されるものではありませんが、騒音を出す側の基準として利用されています。

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私の住んでいる地域は第1種住居地域ですので「第2種区域」ということになります。
夜中にはピアノは弾かないので、45dBまでに抑えれば基準値をクリアすることになります。
つまり90dB-45dB=45dBの防音対策のDIYをすることにしました。

以下のような工事項目です。

  • 窓に関しては最上等級T-4の防音サッシにて内窓施工(二重窓)
  • 室内引戸に関しては防音枠を取り付け
  • 床に関しては等級ΔLL-3のカーペット貼り
  • 壁に関してはウレタン厚50、床材カーペット貼り、分厚目のカーテン
  • 換気扇に関しては密閉枠の取り付け
  • ピアノには防音防振高級インシュレーター

既存の建物に防音性能を持たせるので、防音等級を参考に騒音レベルを推定します。
あとは実際にピアノを弾いて騒音レベルを測定します。

造作家具解体前造作家具解体アップライトピアノ搬出グランドピアノ搬入 C3Sクラス
新設防音枠新設クローゼット換気扇カバーコルク壁

騒音計

騒音測定結果

3階の子供室では85~90dB程度の騒音がありますが、窓外で45~50dBまでにレベルが落ちていました。2階のリビングでも45dBでした。
隣家との境には目隠しルーバーもあり多少の距離もありますので、距離減衰などで45dB程度になっているようです。
激しい曲などは昼間に弾くとして、夜はカーテンを閉めて穏やかな曲の練習が良いみたいです。

音というのは慣れというのもありますので、防音対策が出来たとしても小さい音なりに気になってしまうこともあります。
近隣に出来るだけ迷惑を掛けないように、演奏時間を決める、早朝や夜遅くの演奏はしない等の取り決めが必要です。
また、見かけたら挨拶をして会話をするなどの良好な人間関係を作っておくことも大切なことです。

最近は新型コロナで人との接触を控える日々が続いています。家の中で過ごすことが多くなり、ピアノなどの楽器を演奏される方も増えたということです。リノベーションなどで防音室を作ることも可能ですので、お気軽にご相談ください。

DIY防音室完成しました! – Spherical Image – RICOH THETA

改装前はこちらをご覧ください

耐震 | 2021年4月5日

ロフトの改装には注意を

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先日、京町家の耐震診断で平家の小屋組をロフトに改装されている例がありました。小屋裏空間は梁や小屋束などが縦横に架かっているので、上手く計画をしないと使いづらいものになってしまします。かと言って重要な構造材を撤去するわけにも行きません。
この平家のロフトは、邪魔な構造材も少なく居心地の良い空間だったようですが、小屋組で一番大切な梁がバッサリと切断されていました。
住まい手の話では震度2程度の地震でもかなり揺れるということでした。耐震診断では構造壁のチェックが主な調査内容なのですが、構造壁量を満たしていたとしても骨格が切り刻まれていては意味がありません。元の梁組みに戻すか、それ相応の補強をする必要があります。

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お知らせ | 2021年1月1日

新年あけましておめでとうございます

2019年賀状

町家・民家 | 2020年6月8日

嵯峨野〜奥嵯峨鳥居本

緊急事態宣言も解除されたこともあり、京都嵯峨鳥居本の伝統的建築物群保存地域周辺を探索して来ました。
京町家の雰囲気を漂わせている建物が多く、自然環境も美しくて感動します。寺院も多数ありますが、今回は清凉寺と化野(あだしの)念仏寺、大覚寺を回りました。清凉寺は嵯峨釈迦堂とも呼ばれ嵯峨念仏狂言や火の祭りでも知られています。清凉寺を北西に上がると民宿や土産物屋が続いていて良い雰囲気です。新型コロナの影響で、人影はまばらになっています。
伝統的建築物群保存地域の石畳を上がっていくと、化野念仏寺への美しい参道に入って行けます。かつて風葬の地だった嵯峨野の無数の仏を掘り起こし、供養したのがこの化野念仏寺です。更に北西に進むと町並み保存館があり、愛宕山の一の鳥居に続いて行きます。
鳥居本より東側に行くと、のどかな田園の景色が広がっていて、大覚寺と大沢池があります。大沢池は嵯峨天皇の離宮、嵯峨院の庭池で、日本最古の庭池です。周囲は約1キロあり林泉庭園を堪能できます。

清凉寺(嵯峨釈迦堂)茅葺(オフィスに改装)民宿に酒屋美しい門構え
民宿が並ぶ有名な土産物店です竹の小径(化野念仏寺)茅葺も結構残っています
愛宕山 一の鳥居と料亭田園景色の中の茅葺民家大沢池と心経宝塔大沢池 菊ヶ島が見える

インバウンドバブルが崩壊して観光客は激減し観光地は大変ですが、徐々に客足が戻ることを祈っております。

耐震 | 2020年5月19日

京都府内全住宅の耐震化

京都府は今後10年間で、府内全住宅の耐震化や減災化を進める目標を定めています。100%の住宅が耐震化されると、大地震に対して75-80%も被害を減らせるとの試算を出しています。計画期間は2020年度〜2030年度までで、補助金も継続して出るようです(6月に決定)。
ネストデザインでは耐震診断から耐震補修、補助金申請まで行っておりますので、お気軽にご相談ください。

屋根軽量化(羅生門の家)

屋根軽量化

耐震土壁(羅生門の家)

耐震土壁

劣化修繕(羅生門の家)

劣化修繕

積載荷重の検討(羅生門の家)

積載荷重

掃除・DIY | 2020年4月23日

ダイニングテーブルの掃除

日本全土に緊急事態宣言が出まして、家で暇にされている方も多いかと思います。
掃除や片付け、断捨離をされている方も増えていると思います。
何かヒントになるものをと思い書いてみました。

このダイニングテーブルは結婚した時に買ったもので、なんと25年になります。
楢(なら)の無垢材で北欧製のものです。広葉樹の無垢テーブルは堅くて美しくて良いのですが、食卓として使っていると食器・コップの輪染みや、食べ物の汚れなどが付着してくるものです。
普段は固絞りの雑巾掛けで良いのですが、数年に一度は大掃除をすると新品のように生まれ変わりますので、無垢のテーブルをお持ちの方は是非メンテナンスをして上げてください。

    ① 固絞りの雑巾でテーブル表面を拭く。
    ② 乾いたら紙ヤスリを掛ける。今回は#80→#240→#400という順番に掛けました。番手(#)は数字が大きいほどヤスリ目は荒いです。荒目から細目に変えていき長年の汚れを落とします。
    ③ 固絞りの雑巾で汚れを拭き取ります。
    ④ 石鹸水を作りテーブル表面を拭く。
    ⑤ 固絞りの雑巾で仕上げ拭きをします。
    ⑥ 今回はオイル仕上げとしました。亜麻仁油を布で抜き取っています。

Before

Before

② 紙ヤスリ掛け

⑤ 仕上げ拭き

After ⑥ オイル仕上げ

After

※普段のメンテナンスは③〜⑤の工程で良いです。汚れのきついときは2〜3度繰り返します。

今回は、椅子についても掃除をしました。
常に汚れるところは、綺麗に保ちたいものですね!

東向日の家(内装) | 2020年4月15日

東向日の家 修繕工事竣工

東向日の家はインテリアコーディネイトをして10年近く経ちました。今回は建物の外周をメインに修繕工事監理を依頼していただきました。
築17年で、外観も少し痛みが見られるようになっていました。

  • 屋根工事に関しては、カラーベスト葺きが剥げていたり一部割れていました。
    → 補修を行いフッ素樹脂塗料塗りを行いました。
  • 外壁工事に関しては、側面と背面の金属製サイディングのシールが剥がれていました。
    → 高耐久性シールの上、トップコート塗りとし耐久性を確保しました。
  • 付帯工事に関しては、木部塗装が剥げていました。又、カーポート・バルコニー屋根が劣化していました。
    → 木部塗装は自然塗料で塗り替えました。カーポート・バルコニー屋根は新品に交換しました。

その他、給湯器、洗面水栓などの交換などを行いました。

Before : 外壁

Before : 外壁

屋根・外壁工事中

屋根・外壁工事中

After : ファサード

After : ファサード

After : 外壁・屋根・樋

After : 外壁・屋根・樋

建築は、メンテナンスが命です。個人住宅で適切な時期にメンテナンス工事を行われる方は少ないです。ここの施主様はきっちりと建物の管理をされているなと改めて確認いたしました。
適切な修繕計画を行い、修繕積立をして万事に備えることは大切なことです。

希望があれば修繕計画もいたしますので、是非お声かけください。

耐震 | 2020年4月13日

住まいの点検 住宅耐震診断の進め

この時期、地震や台風・大雨で、避難が必要になるとどうなるのか?
COVID-19騒ぎで3密(密閉・密集・密接)を避けるように叫ばれる中、避難所生活ではこの3密は避けられないものとなる可能性が極めて高いです。

今後、東・東南・南海地震、日本海溝地震、首都圏直下地震などが起こるとも言われています。また京都に至っては、京都市南部を中心に今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる可能性がある(京都大学防災研究所)と警告しています。

耐震診断を受けられて現在の住まいの点検を行っておく事が、命を守る為にも必須の条件になりつつあります。
地震の震度は7階級ありますが、震度6強で安全に過ごせるような住宅に住まう事が望まれます。耐震診断ではこの震度6強の地震に対する安全性について、現地調査や構造計算を行って検証していきます。

ネストデザインでは京都市派遣の耐震診断事業を行っております。居住者の方の耐震診断費は(京都市より助成金によって) 無料 で行っています。また診断結果を元に、2万円の負担金で改修の参考となる基本計画も出来、工事概算費も作成いたします。※1981年5月31日以前の木造住宅対象です。

詳しくは京都市の「木造住宅及び京町家等耐震改修助成事業」ページをご覧ください。
他にも様々な補助金がありますので、ぜひご活用ください。

【令和2年度】京都市補助金

令和2年度 木造住宅耐震化支援事業

事務所概要 Atelier

一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
TEL:075-493-8020
FAX:075-493-8021
E-mail:info@nest-design.net

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