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嵯峨野〜奥嵯峨鳥居本
緊急事態宣言も解除されたこともあり、京都嵯峨鳥居本の伝統的建築物群保存地域周辺を探索して来ました。
京町家の雰囲気を漂わせている建物が多く、自然環境も美しくて感動します。寺院も多数ありますが、今回は清凉寺と化野(あだしの)念仏寺、大覚寺を回りました。清凉寺は嵯峨釈迦堂とも呼ばれ嵯峨念仏狂言や火の祭りでも知られています。清凉寺を北西に上がると民宿や土産物屋が続いていて良い雰囲気です。新型コロナの影響で、人影はまばらになっています。
伝統的建築物群保存地域の石畳を上がっていくと、化野念仏寺への美しい参道に入って行けます。かつて風葬の地だった嵯峨野の無数の仏を掘り起こし、供養したのがこの化野念仏寺です。更に北西に進むと町並み保存館があり、愛宕山の一の鳥居に続いて行きます。
鳥居本より東側に行くと、のどかな田園の景色が広がっていて、大覚寺と大沢池があります。大沢池は嵯峨天皇の離宮、嵯峨院の庭池で、日本最古の庭池です。周囲は約1キロあり林泉庭園を堪能できます。
インバウンドバブルが崩壊して観光客は激減し観光地は大変ですが、徐々に客足が戻ることを祈っております。
京都府内全住宅の耐震化
京都府は今後10年間で、府内全住宅の耐震化や減災化を進める目標を定めています。100%の住宅が耐震化されると、大地震に対して75-80%も被害を減らせるとの試算を出しています。計画期間は2020年度〜2030年度までで、補助金も継続して出るようです(6月に決定)。
ネストデザインでは耐震診断から耐震補修、補助金申請まで行っておりますので、お気軽にご相談ください。
ダイニングテーブルの掃除
日本全土に緊急事態宣言が出まして、家で暇にされている方も多いかと思います。
掃除や片付け、断捨離をされている方も増えていると思います。
何かヒントになるものをと思い書いてみました。
このダイニングテーブルは結婚した時に買ったもので、なんと25年になります。
楢(なら)の無垢材で北欧製のものです。広葉樹の無垢テーブルは堅くて美しくて良いのですが、食卓として使っていると食器・コップの輪染みや、食べ物の汚れなどが付着してくるものです。
普段は固絞りの雑巾掛けで良いのですが、数年に一度は大掃除をすると新品のように生まれ変わりますので、無垢のテーブルをお持ちの方は是非メンテナンスをして上げてください。
- ① 固絞りの雑巾でテーブル表面を拭く。
- ② 乾いたら紙ヤスリを掛ける。今回は#80→#240→#400という順番に掛けました。番手(#)は数字が大きいほどヤスリ目は荒いです。荒目から細目に変えていき長年の汚れを落とします。
- ③ 固絞りの雑巾で汚れを拭き取ります。
- ④ 石鹸水を作りテーブル表面を拭く。
- ⑤ 固絞りの雑巾で仕上げ拭きをします。
- ⑥ 今回はオイル仕上げとしました。亜麻仁油を布で抜き取っています。
※普段のメンテナンスは③〜⑤の工程で良いです。汚れのきついときは2〜3度繰り返します。
今回は、椅子についても掃除をしました。
常に汚れるところは、綺麗に保ちたいものですね!
東向日の家 修繕工事竣工
東向日の家はインテリアコーディネイトをして10年近く経ちました。今回は建物の外周をメインに修繕工事監理を依頼していただきました。
築17年で、外観も少し痛みが見られるようになっていました。
- 屋根工事に関しては、カラーベスト葺きが剥げていたり一部割れていました。
→ 補修を行いフッ素樹脂塗料塗りを行いました。 - 外壁工事に関しては、側面と背面の金属製サイディングのシールが剥がれていました。
→ 高耐久性シールの上、トップコート塗りとし耐久性を確保しました。 - 付帯工事に関しては、木部塗装が剥げていました。又、カーポート・バルコニー屋根が劣化していました。
→ 木部塗装は自然塗料で塗り替えました。カーポート・バルコニー屋根は新品に交換しました。
その他、給湯器、洗面水栓などの交換などを行いました。
建築は、メンテナンスが命です。個人住宅で適切な時期にメンテナンス工事を行われる方は少ないです。ここの施主様はきっちりと建物の管理をされているなと改めて確認いたしました。
適切な修繕計画を行い、修繕積立をして万事に備えることは大切なことです。
希望があれば修繕計画もいたしますので、是非お声かけください。
住まいの点検 住宅耐震診断の進め
この時期、地震や台風・大雨で、避難が必要になるとどうなるのか?
COVID-19騒ぎで3密(密閉・密集・密接)を避けるように叫ばれる中、避難所生活ではこの3密は避けられないものとなる可能性が極めて高いです。
今後、東・東南・南海地震、日本海溝地震、首都圏直下地震などが起こるとも言われています。また京都に至っては、京都市南部を中心に今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる可能性がある(京都大学防災研究所)と警告しています。
耐震診断を受けられて現在の住まいの点検を行っておく事が、命を守る為にも必須の条件になりつつあります。
地震の震度は7階級ありますが、震度6強で安全に過ごせるような住宅に住まう事が望まれます。耐震診断ではこの震度6強の地震に対する安全性について、現地調査や構造計算を行って検証していきます。
ネストデザインでは京都市派遣の耐震診断事業を行っております。居住者の方の耐震診断費は(京都市より助成金によって) 無料 で行っています。また診断結果を元に、2万円の負担金で改修の参考となる基本計画も出来、工事概算費も作成いたします。※1981年5月31日以前の木造住宅対象です。
詳しくは京都市の「木造住宅及び京町家等耐震改修助成事業」ページをご覧ください。
他にも様々な補助金がありますので、ぜひご活用ください。
【令和2年度】京都市補助金
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耐震 参考ブログ
免疫力を高める
- 日々のほどよい運動(軽く汗ばむ程度、週に5日以上が理想)
- 日光に当たる(特に朝日)
- バランスの良い食事(食品:玄米、発酵食品、きのこ、根菜・緑黄色野菜、海藻、青魚・小魚、肉、豆類、果物、お茶、甘酒)
- 身体を冷やさない(防寒着、温かい飲物、湯船につかる、湯たんぽ)
- 笑い(楽観性、落語、漫才)
- ストレス発散(リラックス、趣味、入浴、果物)
- 十分な睡眠(夜更かしを避ける、7時間睡眠)
- うがい手洗いをこまめに行う。
- 粘膜を乾燥させずに潤す。飴やガムも効果的。
- 他人との近距離の接触時には出来るだけマスクを着用する。マスクがない場合はハンカチを使用する。特に外では、顔を手で触れないように注意する。
- 人が集まる風通しの悪い場所へは極力行かないようにする。
- 基礎疾患をお持ちの方や高齢者の方は一層の防備が必要。
事務所概要 Atelier
一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
TEL:075-493-8020
FAX:075-493-8021
E-mail:info@nest-design.net
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