配筋〜コンクリート壁打ち上がり
隣地との地盤の差が80cmほどあり、普通の基礎ではなく擁壁型の基礎としました。
上部にネットフェンスを取り付けることもあり、コンクリートブロック塀では構造的に無理だからです。
隣地との地盤の差が80cmほどあり、普通の基礎ではなく擁壁型の基礎としました。
上部にネットフェンスを取り付けることもあり、コンクリートブロック塀では構造的に無理だからです。
3年越しで受講していた「京都景観エリアマネジメント」の修了レポートの発表会がありました。
私は生活の拠点としている、北区新大宮商店街〜大徳寺・今宮神社周辺の活性化に向けてのレポートを作成致しました。私の他に7名の受講者の方々が、様々な視点で景観に関するレポートをされています。興味のある方は受講をして勉強していくと、新しい視野が拡がると思います。私の分だけですが景観に興味のある方は、お読みいただければ有り難いです。また散策マップも作成しましたのでご活用していただければ幸いです。
レポート:北区新大宮商店街~大徳寺・今宮神社周辺の活性化に向けて
昨年6月の大阪府北部地震から7ヶ月が立ちまして、ようやくコンクリート塀のやりかえ工事が始まりました。豪雨や台風なども含めて災害続きで、役所の補助金関係が大変なことになっていたからです。塀も割れやクラックなどもあり危険だったので、もう少し早くできる方法を提示して欲しいものです。
6月末に発生した大阪府北部地震(震度6弱)は、高槻市の小学校のコンクリートブロックが倒壊するなど痛ましい事故が起きました。
T保育園の地域は震度4でしたが、コンクリートブロックや基礎などにクラックや割れが発生しました。
T保育園の東側境界コンクリートブロック塀は昭和43年に建てられました。昭和45年に補強コンクリートブロック造の塀が、建築基準法施行令に於いて基準が定められました。当保育園の塀は法律制定前に築造されていたので、被災コンクリートブロック塀は、既存不適格(※)でした。違法構造物でなくても古い建物は現在の基準を満たしていないので注意が必要です。
西日本豪雨、台風21号などの補助金などとも重なっており、役所の補助金事業なので工事が遅くなっています。
現場は危険がないようにバリケードで囲んでいますが、園庭が狭くなり運動会も園内では出来ませんでした。
早く復旧したいものです。
(※)建築・完成時の「旧法・旧規定の基準で合法的に建てられた建築物」
建築設計をやっていると町並みや景観というものを意識せざるを得ません。
そういうこともあり一昨年の夏より景観エリアマネージャー講座というものに参加して勉強をしています。座学の基本講座は修了し、実践講座にも参加してフィールドワークも行なっています。
班毎に景観を見て歩き、改良点などを仮提案するという課題が出されました。
私たちの班は嵐山の渡月橋周辺の景観向上の仮提案をしました。
以下、私が作成した仮想嵐山の提案図と景観パースです。
少し飛躍しすぎている部分もありますが、景観を考えてみる勉強になります。
日曜日に奈良県の「五條市五條新町」の商家町を見学に行きました。
町場(宿場)を起源とする「五條」と、二見城(現存せず)の城下町に由来する「新町」の地区からなっています。90メートルある新町通りには文化財指定の江戸時代の町家、蔵や寺社が残っています。喫茶店や旅館、まちや・まちなみ施設として活用されている町家もありました。
町並みの保存状態は良いのですが、町家は全住宅の15%くらいでしょうか。人影はまばらで観光客も少なかったですが、今後の発展を期待しています。
一級建築士事務所 ネストデザイン
杉本 考次
京都市北区紫竹西南町63-7
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